待望の『良心の危機』の邦訳が完成

元エホバの証人統治体のメンバー、レイモンド・フランズが、ものみの塔協会の指導部の内情を克明に紹介した書、『良心の危機』の翻訳がつい先日、樋口久氏の献身的な努力によって完成しました。現段階では、この翻訳書の出版を引き受けてくれる出版社を探しています。もし、このページの読者の中に出版関係の方がいて、この本の出版を考慮してもよいとお考えの方がいましたら、是非、編集者の方へご一報下さい。

今回の更新では、この『良心の危機』の第十章『1914年と「この世代」』を掲載し、来るべき完成本の「見本」として読者の方に読んでいただくことにしました。この章を読むと、1995年に教義の大幅変更になった、「1914年を見た世代」あるいは「この世代」の教義が、レイモンド・フランズが統治体員であった当時から、変更の議題に登っていたことがりわかります。エホバの証人の根本的な教義が統治体の恣意的な理屈によって変更されていく過程をつぶさに見ることができます。是非お読み下さい。

(4-5-98)


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