世界の報道機関で輸血問題の見直しが注目される

四月のこのニュースのページでお知らせしたように、ものみの塔協会はブルガリア政府との間に今までの輸血拒否とは矛盾する内容の調停を取り交わしましたが、ものみの塔協会の教義変更の否定にも関らず、この明らかな矛盾は世界の報道機関の、特にブルガリアに近いヨーロッパ圏の注目を集めています。

イギリス、デーリー・テレグラフ紙には、輸血問題の内部改革を求めるエホバの証人改革運動が報道されています。このページを参照下さい。これは、「エホバの証人と血の教え」のウェブサイトを主宰する現役のエホバの証人たちと同じグループについての報道です。

6月14日のイギリス放送協会(BBC)は、改革派のエホバの証人とものみの塔協会の代表者との並列のインタビューを放送しました。そのインタビューの記録は このページで読むことができます。

更に他の世界の大手報道機関もこの問題に関しての報道を検討しており、6月9日の朝日の特集とあいまって、世界中にエホバの証人の輸血拒否問題の本質が伝わることが期待されます。

なお、輸血拒否問題の本質を知らせるために改革派のエホバの証人が主体となって行っている、「エホバの証人と血の教え」のウェブサイトでは、輸血拒否問題の本質を手短に伝えるためのパンフレットを作成しました。エホバの証人は本当に血から避けているのでしょうか?と題するこの短い文書は、実はエホバの証人は血を避けるどころかものみの塔協会の許可の元に多くの血液成分を平気で受け付けている実態を紹介し、その教えの矛盾を手短に解説しています。印刷した上で、訪問してくるエホバの証人に配布することを検討して下さい。

(6/22/98)


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