「排斥された元エホバの証人の彼女と交際しています」

(8-17-04)

 はじめまして。僕はJWの二世20歳と現在交際している。関西に身住む20歳の学生
AEです。彼女の家庭がとても熱心な信者だということを聞いてから。様々な問題と対峙
し、それらを何とか打開していくことができないものかと、こうして日々、心も体も脱会
させる方法を探し、研究しています。
 二世に置ける様々な問題や、信教の内容などはもはや書くまでもないでしょう。そんな
様々な二世の悩みから、彼女は既に数年前排斥されています。まだ多少の洗脳は残っては
いるものの、次第に解放されつつあります。彼女はまだまだ様々な葛藤がありながらも自
分の人生をしっかりと見つめ始めることが出来始めています。それもじつは僕との出会い
が大きく関係しています。
 僕は心理学を専攻しているのですが、マインドコントロールの本質について研究してい
たり、過去に、熱心すぎる創価学会と天理教の二世との交際の経験もあるので、かなりこ
の手の人の扱いになれていいます。(そういう悩んでる人に縁があるようで…)その結果彼
女の洗脳も、逆マインドコントロールによって、現在は完全にこちらのペースへと持ち込
めているわけです。
 僕は別に宗教批判もするわけでもないし、はっきり言えば内容の善し悪しは別として、
やりすぎな信仰はは明らかに変なものなわけなのですから、騙すJW側よりもむしろ引っ
かかるほうが悪いと思うくらいです。しかし、自分の愛する人が窮地にたっているのだか
らなんとかせなばなりません。
 心の問題的に現在うまくいっているなら、いったい何の相談なのか?というと、実はそ
の彼女の母親は度が過ぎた信仰をしているらしく、彼女をもう一度組織の奴隷へと引き戻
そうと必死なようです。まるでストーカーのように彼女に付きまとい、お風呂とトイレ以
外は家の中では常に一緒というくらいです。もはやプライバシーもありません。さすがに
絶えかねた彼女は家も出る決意もしているくらいなのですが、母が、親としての言わば職
権乱用で、怒りに情をおりまぜて、必死に食い下がり、家族思いの優しい彼女も仕方なく
行事や会衆や、奉仕につきあっているわけです。ついこの前も大阪ドームでの行事にいっ
てきたようです。
 僕はまだ学生なので今は安易に結婚してという道も選べません。少なくともあと二年は
このような生活をしなければならいでしょう。そこで今回は過去に同じように、心は取り
戻せたけれど、環境やその周りのものが強固なこのような場合、皆さんがどうしたのか、
またどうするべきなのかを聞きたくてメールしました。この二年の間に仮に再入信でもさ
れてしまってはもはや取り返しも付かなくなるかも知れませんし、いったいどうすればよ
いのでしょうか?もしそのような体験があったりアドバイスがあればぜひ教えてください。
こちらも脱洗脳の相談などにはいつでも乗ります。度が過ぎた宗教をやめさせるためにも
経験をつむために、先日までの3週間、アメリカのメソジストの偉い人の家にホームステ
イにもいってきたところです。とても様々な考え方を得てきました。宗派は関係なく日本
人は問題を深刻に考えすぎなので、その裏を付けば、なんとでもなります。自分でやりた
くてやっているなら別ですが、勝手な宗教などによって、個人の人権までもが侵されてし
まわない様に僕も頑張って生きたいです。

《編集者より》
この状況で一番大事なのは、あなたの彼女の意志でしょう。20歳と言えば、親から独立できるかできないかのギリギリの所で、人によっては精神的にも物理的にも簡単に独立できますが、別の人は「乳離れ」できません。もし、彼女が乳離れできる所まで成長していないのであれば、エホバの証人問題とは別に、彼女の精神的な成長を待つ必要があるのではないでしょうか。もう一つの問題はあなたの側にあると思います。彼女はすでに排斥されており、従って洗脳から解かれる機会はますます多くなっています。こ時点で彼女を親から無理やり引き離す必要が本当にあるでしょうか。大部分の元エホバの証人は、自分から「吐いた物に戻る」ことはしません。排斥されていて、あなたを通して外の世界が見れるようになっていれば、組織に戻る可能性は少ないと思います。あなたの「脱洗脳」の理論からすれば考えられないかもしれませんが、組織の中でエホバの証人として残りながら、すでに「脱洗脳」されているエホバの証人が少数ですが、世界中にたくさんいます。この読者の広場に投稿してくる現役の証人の人々の多くはそのような人たちです。そのような人たちにとっては組織に入っているか出ているか、ましてエホバの証人の家族と一緒にいるかいないか、は本質的な問題ではないのです。無理やりに組織を出ようとしたり、家族と切り離そうとすれば、無用な軋轢が生じて、その方が精神的な打撃を与えます。エホバの証人の特殊性を考えて行動されることをお勧めします。