「ガンの危機」−夫婦でJW人生に終止符

(1-13-04)

私はこのサイトのお蔭でガンにならなかった事を深く感謝します。
30年近くのJW人生に終止符を打ったのは、バプテスマを受ける時以上に決断力が
要りました。
辞める決定的なキッカケは、勿論このサイトの沢山の情報と’良心の危機’の本でした。
と言っても読んだから即辞められた訳ではありません。
その2年ほど前に、NYべテルの奉仕部門の責任者から一通の手紙をもらいました。
天地が引っ繰り返るほど驚かされた内容でした。
 
と言いますのは、長老だった夫が思い余って会衆の長老団の偽善を訴えた為に、
会衆そのものの存続が危うくなり、慌てたべテルの責任者は何の調査も無く突然夫を長老
から外し会衆を続行させるとのことでした。
聖書とエホバを信じ必ず悪と不義は正されると信じていた夫と私はその手紙を読んだ瞬間、
ハンマーでいきなり頭を叩かれたような又今までこの組織から教わってきた事が全て
音を立てて崩れていくのを感じました。
そして、この組織の目的が聖書の真理とか楽園などのきれい事の為ではなく
会員数+寄付=資産作り という図式の物質主義である事をまざまざと見せ付けてくれま
した。入り口は真実だの忠実だの公正だの愛だのとさも立派な事を並べ立てて、
一度信者になれば後は数を保つ為なら平然と権力(パワーハラスメント)を振りかざして
偽り、不公平、憎しみさえもあらわにして純真な信者を”処刑”する組織であることを
身をもって体験したのです。
 
夫はその事件後 '辞めよう’と何度も私に迫りましたが、その時はまだこのサイトに出
会っていませんでしたので、’エホバが必ず事を正す’と内心穏やかでないにしても祈りを
持ってエホバに委ねるしか他に手はありませんでした。
その2年間は針のむしろの毎日でしたから あのままでいたなら当然ガンになっていたと
思います。身近な兄弟姉妹にも既にガンで死んだり手術して通院してる姉妹がいます。
(今やガンの原因の70%はストレスと言われています)
 
30年間”王国第一”に生活し、趣味や旅行も程々にし、来る日も来る日も伝道、集会、大
会などで明け暮れていましたし、会衆の人々や組織の人々のもてなしも惜しまず、一年中
出入りの多い我が家でしたから、親しくしていた沢山の純真な兄弟姉妹たちから離れた自
分はとても想像できるものではありませんでした。
 
でもこのサイトの情報と良心の危機の内容は、私たちの体験を全て裏付けるものばかりで
したから、背筋が寒くなる思いをしながら恐る恐る毎日毎日調べた結果これ以上この組織
に留まる価値は無いと決断し、辞める決意を固めました。
 
失った時間を取り返す事はできません。その代わり今も情報不足の為に囚われの身に
なっている純真な兄弟姉妹を取り返す為にがんばります。特に熱心に開拓奉仕をしてきた
兄弟姉妹が膠原病やガンで苦しんでる姿を見るのは耐えられません。
一人でも多くのJWがものみの塔に目覚めて体を壊す前に脱出することを祈っています。
 
村本さんの並々ならぬご努力と熱意に心から感謝しております。
 
エピメティウスより

《編集者より》
ご夫婦で一緒に活動してきて、一緒に辞めることができたことは、重要なことであると思います。証人の時と同様、元証人としての活動も夫婦で力を合わせて行なうことができるからです。また、組織を離れた後の孤独感と不安も、夫婦で一緒に行動している限り、凌ぎやすいものではないでしょうか。あなたがたご夫婦が後に続く兄弟姉妹たちの大きな支えになって頂くことを祈ってやみません。