2003奉仕年度の統計―日本は引き続き世界第一の減少国に

11月中旬に出された2004年1月1日のものみの塔誌は、恒例の世界統計をのせています。昨年の統計とニュースでお知らせしたように、日本のエホバの証人の伝道者数の減少は、絶対数で見ると世界一となりましたが、本年もこの地位は揺るぎません。詳しくは「1988年以来の日本のエホバの証人の推移」をご覧下さい。2002年の伝道者減少の絶対数は895人、比率はマイナス0.41%でしたが、2003年も951人、マイナス0.43%の減少で、やはり絶対数の減少では抜群の世界一の規模です。

これに対し、アメリカ、オーストラリア、フランス、カナダ、オランダ、ノルウェーなど、1990年代の後半に減少傾向を続けていた国々が、僅かながら増加傾向を続けています。詳しくは11月30日に更新されたエホバの証人の世界統計のページを参照下さい。

昨年もニュースでお知らせしましたが、2000年代に入ってから多くの国々が増加に転じた理由の最大のものは、2001年9月11日以来世界を包むテロリズムに対する恐怖、イラク戦争を始めとする戦争の危機感、AIDSやSARSなどの新たな病気の脅威、そして世界的な経済不況が上げられるでしょう。不況と世界的な恐怖感は、常にものみの塔協会の最大の友となってきました。また、ものみの塔協会が徐々に非常識な路線を廃止して、より「世の体制」に合わせた路線を取り出したことも、信者数の回復を助けているかも知れません。このような世界的状況の中で、なぜ日本が例外的な傾向をとっているのかは分かりません。恐らく今後日本も世界の他の国々と同じ様に恐怖にさらされると、いずれものみの塔のような、簡単に答えが得られる宗教に人々が殺到することもありえないことではないでしょう。

(11-30-03)