ものみの塔協会、第二の公式ウェブサイトを開始

前回のニュースでお知らせしたように、11月の王国宣教はエホバの証人に対してインターネットの使用にきびしい警告を与えていましたが、その一方で、ものみの塔協会はこれまでの公式ウェブサイト(http://www/watchtower.org) に加えて第二の公式ウェブサイトをごく最近開いています。この第二の公式サイトは、一般のエホバの証人には広くは知らされていませんが、そこでは対外向けのエホバの証人の立場が詳しく述べられています。第二公式ウェブサイトは、以下のリンクで見ることが出来ます。

ものみの塔協会第二公式ウェブサイト(http://www.jw-media.org)

興味あることは、この新しいサイトは確かに報道関係を対象とした対外的なウェブサイトであり、エホバの証人の実態をよく知らない者には、この宗教がいかに常識的、良心的であるかを印象づける努力がされています。しかしベテランのエホバの証人や、エホバの証人の研究者には、その内容に明らかな対外向けの粉飾が加えられていることがわかります。今後、このサイトの内容を中心に、現在のものみの塔協会がいかに、内部の矛盾を粉飾のベールで巧妙に包み隠しているかを分析して行く予定です。

ものみの塔協会が、一方で一般のエホバの証人にインターネットの使用を強く牽制する一方で、自らは積極的にインターネットの情報網の中に浸透していこうとする態度は、伝統的なものみの塔協会の情報統制の姿勢の典型と思われます。すなわち、エホバの証人個人個人に対しては独自の意見発表や独自の情報検索をすることを制約する一方で、ピラミッドの頂上にあるものみの塔協会だけが唯一の情報源として、統制と粉飾された情報を一般に流すと共に、エホバの証人には、唯一の情報源としてものみの塔協会と会衆の指導者だけに依存させるという、巧妙な組織的情報統制です。ものみの塔協会がこのような姿勢を続ける限り、JWICのような「非公式」のエホバの証人の情報源は益々重要性を増してくると言えるでしょう。今後どれだけの勇気あるエホバの証人が、インターネットを通じて自分の頭を使って独自の情報交換ができるようになるのか、それともものみの塔協会の情報の操り人形として安住していくのかが注目されます。

(11-13-99)