6月14日付けタイムズ紙(ロンドン)は輸血拒否に関する方針転換の記事を掲載

6月14日付けのイギリス・タイムズ紙は、エホバの証人の輸血拒否に関して、ものみの塔協会が方針変換の通知をイギリスの長老たちに送ったことを報道しました。これは、この件に関しての世界で最初の報道と考えられます。この記事の全文は英文で直接タイムズ紙のウェブサイトで読むことができます。

U-turn on blood transfusions by Witnesses

この記事では、エホバの証人で輸血を受ける者は今後排斥処分にされないという主旨の手紙をイギリス各地の長老達が受け取ったことを伝えています。この記事ではエホバの証人のイギリス支部の代表者、Paul Gillies へのインタビューが載っていますが、興味あることに彼は輸血を受けたエホバの証人は、今後排斥されるのではなく、単に自分からエホバの証人と断絶したと見なされるだけと述べています。Gilles は二年前にBBC放送の番組で改革派エホバの証人と血の教義に関して討論をしたことで知られていますが、もし彼の発言がブルックリン本部からの手紙の内容を正確に反映しているとすれば、これは単に「排斥」という言葉を「断絶」という言葉に置き換えただけで、実質的には輸血を受けるエホバの証人は続けて社会的制裁を受けることになります。このGilles の発言を知った改革派エホバの証人は、今回の方針転換はものみの塔協会が、増大する輸血拒否の方針への批判をかわすためにとった、巧妙な政略的動きで、実質的には何も変わらないのではないかという憂慮の声を挙げています。

いずれにしても、今回世界的に有力な報道機関がこの新たな動きを報道したことで、この問題は世界的な注目を集め、今後近いうちにその全容が明らかにされると思われます。このウェブサイトでもそれに従って新しいニュースを掲載する予定です。

(6-14-00)