(12-22-97)
はじめまして。私はインターネット初心者ですが、エホバの証人 に関するサイトがこれほど多くあるとは知りませんでした。なかでも あなたの「エホバの証人情報センター」の内容ほど、エホバの証人 に対する客観的な判断を導き出してくれる情報を見聞きしたことは ございません。 私の母親は田舎で20数年間エホバの証人として活動しています。 私も子供の頃約10年間その教育を受けました。母親については 今まで私が反対してもその信仰を深めるばかりなのであきらめて いましたが、多くの子供達が親の影響でマインド・コントロールされ ていく状況をどうにかしたいとこれまで心の片隅で考えておりました。 しかし、インターネットなどを通じてこのような議論が広く提起され ても、当の信者達は「世の終わり」の象徴として彼らの結束を深めて いくのではないかというのが率直な感想です。 エホバの証人を家族に持つものとして重要なのは、彼らの矛盾を、 彼らの立場にたって論理的に柔らかく指摘する「理論武装」だと思います。 そのためにあなたの提供してくださる情報にこれからも注目して 行きたいと思います。 あと、これは個人的関心によるものですが、レイモンド・フランズ『良心 の危機』と『キリスト者の自由を求めて』の2冊の原文を取り寄せたいと 思っております。出版社、発行年度を教えていただければ幸いです。 村本様のこれからの活動に期待しております。私もこれから単なる 傍観者としてはいかないつもりです。
《編集者より》
確かに、エホバの証人はこれからも結束を深めていくでしょうが、私の希望は、そのような中でも少数の人でも目を覚ましてこの宗教団体から抜け出してくれることです。それと、この宗教に関心を持つ人たちに、少しでも免疫が与えられればと思っています。
レイモンド・フランズの著書の入手方法については、このウェブサイトの、コメンタリー・プレスのページという項目をクリックしてください。日本語の購入申込書がありますので、それに必要事項を記入して送ってください。何かわからないこと、困ったことがありましたらお知らせください。