わたしはこうしてものみの塔を辞めました

(11-20-99)

こんばんは。初めてお便りします。
(念のため: 絶対に名前は出さないでください。)

せめて少しでも このHPをご覧になられている方々の参
考になればと思い、
わたしが ものみの塔を脱退した手順について 話させて
いただきます。

わたしが 協会の教理に対して おや? と疑問を抱いた
のは ひつじとやぎ、
そして世代の解釈が変わった時のことでした。

その後、PC を 我が家に導入し、ものみの塔CD−ROM を
個人研究用に入手し、
協会のHP見たさに プロバイダとも契約をしました。
まず、海外の いろいろな 兄弟姉妹たちとメールで交流
を図りながら 世界各地の
協会(支部)の動向を調べました。
(オーストラリアでは ハルマゲドンは300年後、という
見解が一般的らしく、二世、三世・・は まず早くに結
婚し、ばりばり働いてまず家を建てるようにと親から薦
められているそうです。)

一足先にPCを買い込んだ兄弟たちから 「インターネッ
トは背教の巣窟」とは 聞いてはいたのですが、情報セ
ンターには きっと 客観的な情報が載せられているに違
いない、と思い たびたびアクセスしておりました。
村本さんのHPは本当に貴重な情報源となりました。
この場を借りて 御礼申し上げます。

当初は まだまだ 協会の教理を「真理」だと思い込んで
いたので、数々の文献を
調べ、自分の目で確かめました。そして ギリシャ語行
間逐語訳などを自分の手で
ひもといて、協会の偽善に気がつき はっ、となりまし
た。

協会は 「教理にあわせて聖書翻訳を行なってきた」と
自ら公言していますが、
まさにそのとおりでした。

そして ある日 心にこう誓いました。
「もう これ以上はできない。今更 虚偽を真理として
隣人に語ることなんて・・・
繰り返される教理変更なんて まっぴらごめんだ!」

その頃から、自分の割り当てを果たす日以外は 集会の
出席を極力避け、野外奉仕には参加することを完全に止
めました。

そして 断絶届を作成し、日本支部、巡回監督、長老
団、あてに提出しました。
背教の廉で 審理委員会にかけられることは 望みません
でしたので、長老団とは
話し合いの機会をもたず、他会衆を訪問中の巡回監督と
の話し合いで、断絶の意志が堅いことをはっきりと表明
し、脱退を認めてもらいました。
それはちょうど 記念すべき?バプテスマの日のことで
した。

わたしは いわゆる神権家族として生活を営んでまいり
ましたので、わたしの断絶は家庭の崩壊を招きました。
家族であれ、一つ屋根の下で生活をしていても ろくに
会話もできない(してはいけない)、という かたくな
でパリサイ人も真っ青の戒律主義にはうんざりしてし
まったので、家を出ることにし、現在 自宅から 遠く離
れたところに 一人で暮らしています。

もちろん経済的には厳しい状況に置かれてはいますが、
なによりも 自由を得ました。ものみの塔の非常に偏狭
的な良心からも自由にされ、虚栄心と脂肪の固まりのよ
うな我侭な姉妹たちからも自由にされ、自己顕示欲と権
力主義の長老・巡回監督の説教・お小言(実際には妬
み)からも自由にされ、人生を再構築中です。

最近やっとのことで就職したのですが、今年は久しぶり
に職場での忘年会や、
友人たちとのクリスマスパーティーを楽しみたいと思っ
ています。
(もともと宴会が好きなので)

脱退のポイント:

1) 感情的にならず、論理的にかつ静かに協会・教理
を攻撃する
2) 長老(その他監督など)が人格破綻者であること
を、暴露する
3) 事前に それとなく 自分が組織を去ろうとしてい
ることを友人には伝えておき、
     彼らが脱退する時の 受け皿を作っておく
4)内容証明で 海老名にも断絶届を郵送し、「知ら
ぬ、存ぜぬ」とは言わせないよう
   にしておく
5)誰も自分のことを知らないような土地に引っ越す


・・・現在 関心のある人を装って、雑誌だけは入手し
ています。
村本さんがHPにアップしていらっしゃるとおりでした。
1月号の ものみの塔誌で 日本の成長率がゼロであるこ
とを確認するのを
楽しみにしております。
来年は マイナス成長になれば、と心から エホバではな
い神に祈っています。
アーメン。

《編集者より》
貴重な体験談と脱退のポイントを簡潔にまとめていただき、ありがとうございました。あなたのような冷静着実な方でも、やはり家族との関係を壊さざるを得ず、「誰も自分のことを知らないような土地に引っ越す」ことを考えなければならないのは、悲しい現実です。このような悲劇を繰り返さないためにも、私はものみの塔協会に対して、脱退者、排斥者に対するこのような扱いを直に止める通告を出すように、世論を通じて訴えていく積もりです。