(10-16-97)
すばらしいホームページをありがとうございます 私にとっては、涙がでる思いで拝見させていただきました。 東京で小さな会社を経営している37歳男性です 心からお礼を言いたくてメールをださせていただきました。 一句一句、読むたびに勇気が湧きました しかし、その反面激しい怒りが込み上げてくるのです。 今こうしていても、胸が締め付けられる状態で、とても 息苦しくなります。 というのも、やはり、私の妻もエホバの証人の信者なのです。 始めたのは8年前ぐらいですが、本格的の学び出したのは 6年ぐらいになります。今、妻は私の会社を手伝いながら 火曜日と金曜日の日曜日の集会に行き、 今年の1月から木曜日の半日、伝道をはじめました 妻が学びだしたのは、他の例に漏れず 私が仕事の夢中な時期と子供が小さい時 エホバの訪問を受けました。最初は夫婦や家庭の話しから 聖書研究へと入っていきました。 最初は輸血をしないなんて考えられないといっていた妻も 最近では当然のように輸血拒否を支持しています。 今年の1月伝道に出てから私も本格的に離婚のことを考え 今の仕事の状況と子供の影響などを考えながら、 一番影響の少ない時期がくるのを待っているような状況でした。 しかし、私のような境遇の人が私だけではなく ほかにもいることを知り、このまま、何もしないでいいのか と考えるようになりました。そんな時に、このホームページと出会ったのです。 妻が始めたころには詳しい情報がなく、ただ単に反対の一点張りでした 私がひっかかってたのは組織のことです。 私も、組織の怖さ、矛盾、裏切りなどを肌で感じてきたので どうも、この集団が感覚的に嫌いでした。 しかし、それを証明する証拠は一切ありませんでした。 だから、どうしても感情的になりがちでした。 話せばけんか、ですから、子供のためにもよくないと思い 沈黙をまもってきたのです。 しかし、今、統治体の内情を知った限りはこのまま 私たち夫婦が最悪の状態になるなんてとんでもない。 そんな組織の犠牲になるのはどうしても許せなく 妻の救出をすることを決心しました。 どうしたら妻に目を覚ましてもらえか もう一度はじめからやり直すことにしました。 私の知った情報をそのままみせても、どうせ、サタンにされてしまうのは わかっているので、まずは、今まで避けていた聖書に関して会話を をするようにしました。妻からエホバやものみの塔のは話しを聞き 何とか私が理解者であることを知ってもらうとこらから始めました。 しかし、その反面、協会組織の事実を知ってしまた今、 妻との会話の全部さらけ出したい衝動にかられます でも、まだ、話してはいけない。事をあせると一生私の言葉に 耳をかさなくなると、自分に言い聞かせグッとこらえるのでした。 そんな思いが湧きあがり、胸が苦しくなるのです。 妻から聖書の話し(ものみの塔の本の話し)を聞きはじめてから、 まだ、少ししか経っていませんが妻の話しのなかに、 統治体は聖霊の集まりで特別だとか、 予言を変えるのは謙虚でよいとか、妻に疑問を持ってもらうには 相当時間がかかりそうです。 もしかしたら、妻の救出に失敗するかもしれないという 不安もあります。でも、まだ始まったばかり これからが長い長い戦いなのです。 最初は妻を救出したいという気持ちから 始めたことですが、だんだん他人に迷惑をかけてほしくない (自分のような境遇をつくってはいけない) そして、協会の真実だけは絶対に伝えるぞ という気持ちへと変わってきました。 今は、妻からは「知識」という本から 「世の終わり」を教えてもらっていますが、 どこから、どのような手順で、協会に疑問をもって もらえるか、全然シナリオができませんが 当分は妻の話しを聞き、村本さんのホームページ ならびに他の情報源から情報を集め読んでいくこと続ける つもりです。 私は聖書を否定しません。 しかし、その聖書を後ろ盾にして、人を統率する協会は 断固として許しません。 これからも情報の提供をよろしくお願いいたします。 PS.趣味ができないほどこのHPに時間をとられているのを 知りながら、長い文章になって申し訳ありません くれぐれも、お身体には気をつけてください。
《編集者より》
**さんのお手紙には、エホバの証人を妻に持つ者の苦悩と困難な状況が典型的に描写されています。このウェブサイトのお知らせのページに出ていますが、エホバの証人を妻に持つ者たちが今集まって「JWの夫たち」という会を作り、苦労を分かち合い、互いに励ましあっています。**さんの状況は、この会の会員の皆さんの状況ととても似ています。会員の方々と交流されることをお勧めします。