現役エホバの証人から現役エホバの証人へのコメント

(9-26-98)

「教えて下さい」−現役エホバの証人の方よりの再質問に対する別の現役エホバの証人からのコメントです。

    9月12日付の投書された方の(現役のJWによる)コメントに対する意見です。

Muramoto 様
 私も現役エホバの証人の立場として閲覧させていただいています。もちろんこのようなサイトへのアクセスが
 組織に対してタブーであることは存じております。しかし組織の見解の仕方と違った角度から物事を計るのは
 真理を見極めるためには必要と私は考えております。一概にキリスト教世界や世間一般のやっていることを
 サタンに染められた人々と解釈するのはどうかなと思います。実際JWそのものはこの世の土台の上で運営して
 いるのですから。何かを調べるにしても自分たちの組織が用意した資料だけで答えを出すことは一種のカルト
 教団に類似する点に思えます。つまりおけらの状態ではありませんか。
 見解についても漸進的に明るくなるというのもどうかと思っています。昨日までの真理が今日には間違いでした
 など言うのは、真理を扱うには軽薄すぎると思います。まして先日読者の広場でコメントされた方にも疑問を
 感じております。確かに人間は不完全で間違えはいくらでもあります。しかし命に関わるとなれば話は別です。
"その罪を犯すことは全員に当てはまります。そして、統 治体も自分たちは不謬ではないことをはっきりと認めています。その中には大きな罪 もあるのかもしれません。しかし、人間である以上仕方がないことです。完全に罪を 犯さないことは誰にもできないのです。その犠牲者となった人はお気の毒というか、 悲惨であるというか、本当にむごいことです。しかし、地上の楽園ですべて解決され ます。"  -引用文-
   現在得ている命を貴いものとされ、まして生まれる前から身ごもった赤ちゃんですら一つの命ととらえて  いる神が解釈の誤りによって亡くなるようなことをするのは道理にはずれているのではありませんか。  楽園で解決されるというのであれば、今の世の人たちすべてを真理を知らぬままにして死んでいただいた  方が良いことになると思います。

《編集者より》
あなたのおっしゃることに基本的には賛成です。「今の世の人たちすべてを真理を知らぬままにして死んでいただいた方が良いことになると思います」というあなたの論理は、現実にエホバの証人の中でかなり多くの人が持っている考えです。昨年、私の知り合いのエホバの証人の奥さんが、未信者の旦那さんを交通事故で亡くしました。この奥さんはこう言いました。「彼がハルマゲドンが来る前に死んでほっとしています。真理を知らない前に死んだのなら復活の希望がありますが、真理に反対してハルマゲドンを迎えれば復活の希望はありませんから」。エホバの証人であるあなたが一番よくご存知ですが、これがエホバの証人の、一般の人には理解できない「生命観」なのです。「教えて下さい」のエホバの証人の方へのお返事には、「よい便り」の内容についての詳細を、協会の出版物に基づいて述べましたが、実際、エホバの証人が宣教する「よい便り」は、その内容を突き詰めてみれば、この人口の大部分は、真理を知らずにハルマゲドンを迎えて殺される、というものです。現在世界でエホバの証人は、研究生も入れると、一千万人近くになりますが、これは世界人口60億人の約0.16パーセントです。このエホバの証人に関係した人が全てハルマゲドンを「通過」したとしても、人口の99.84パーセントは殺されるのです。すなわち、エホバの証人の「よい便り」とは、もう直ぐに世界人口の99.84パーセントは皆殺しにされる、という「便り」です。この便りのどこが「よい」のでしょうか。もちろん、聖書の「よい便り」はこれとは全く違うものです。