元エホバの証人の主婦の方より

(6-30-97)

はじめまして
ここ1ヶ月ほどの間数回サイトを訪れています。私は’95年まで13年間エホバ
の証人であった33歳の主婦です。近々私個人のアドレスを設ける予定ではありま
すが、今は夫婦でアドレスを共有していますので、返信には及びません。主人はエ
ホバの証人ではありませんし、信仰の問題に関しては常に毅然とした態度を保って
います。
 
私は高校生のときエホバの証人と接触して18歳でパブテスマをうけました。家族
には信者がいませんでしたので両親にはずいぶん心配をかけたと思います。
 エホバの証人であったときは組織については疑問を抱いたことは余りありませんで
した。ただ、誰もが忙しい毎日の中で人として大切な何かを失っていくのをひしひ
しと感じていました。そんな中で傷ついて傷付ける日々、私は、この組織に心から
誰かを招待する意欲を失ってしまっていました。とにかく疲れ果てていました。私
はこの小さな競走社会からとにかく逃げ出したかった。そうして組織を後にしまし
た。
 
何ヶ月か後に結婚して、ものみの塔のことなど忘れようと努力はしていました。し
かし、その教えは私の思いをどこかで支配していました。組織を出てから長い間、
経験したことのない激しい怒りと恐れに繰り返し襲われていました。提供してくだ
さった資料一つ一つコピーしてゆっくり調べていくのが最近の日課になっています
。今はとても静かな気持ちです。
 
貴重な若い日々をエホバの証人でいて、今の私には友人さえいません。13年間に
できたことも多くあったかもしれません、しかし、命さえ落とした人々のことを思
うとささやかな損失です。
  
村本さんを始め教会関係者の方々には、本当に感謝しています。その労が報われる
ことを心から願っています。またおたよりします。では・・・・。

《編集者より》
元エホバの証人が組織を出た後で、組織によって作り上げられた心の歪みを直していくことは、並大抵のことではありません。「エホバの証人後遺症」に悩む多くの方がおられます。どうか、皆さんで励まし合って社会復帰を考えてください。