仏教の立場から

(5-9-98)

初めてお便り申し上げます。近頃私の住む住宅地においてもエホバの証人の活動は活
発であり、その根本にある思想が非情に危険なものであることに危惧しております。
私は現在の職業は旅客機のパイロットですが、亡くなった祖父が仏教の宗派の管長を
しておりました関係もありまして、得度を得て毎日の生活を修行ととらえ、正しい智
慧を得るために勉強し、活動を始めております。偏った思想は正しさを転倒させ、苦
しみや悲劇を生むものであると仏教は教えておりますので、エホバの証人が来る度に
家に招き入れて話をするのですが、洗脳のされ方に危険な新興宗教特有の異常さを感
じ、その背景について知りたく思いホームページを拝見させていただいた次第です。
村本さんの正しき見識と努力に感激いたしました。仏教においても偏った教義による
新興宗教の勢力は拡大するばかりで数々の社会問題を生みだしています。正しき宗教
は、人類を正しき方向に向かわせ、現実の世界を理想の世界に築き上げる努力にある
と思っております。大変なお仕事の上、ご家族の問題もあり、ご苦労の多いこととは
思いますが、益々の御奮闘を願ってやみません。 敬具

《編集者より》
励ましのお言葉ありがとうございました。仏教徒であってもキリスト教徒であっても、平和と愛をもってお互いに共存したいと私も考えております。私は自分のものと異なる宗教を間違いと決め付けるつもりはありませんが、ただ一つ、自分のものと異なる宗教を間違いと決め付けるそのような宗教にだけは、はっきりと避けるように呼びかけたいのです。