高等教育、審理委員会、統治体の誤りなどについて −「私はものみの塔協会によりリストラされたエホバの証人です」についての意見

(4-3-99)

 私の個人的な考えを書きます。
まず、長老や奉仕の僕になるには、開拓奉仕者でなければならないのです。あなたの周りを見
渡してみてください。長老や奉仕の僕で、全時間の仕事に就いている人が何人いるでしょうか
。その若い兄弟は恐らくまともな仕事には就いていないのではないのでしょうか。
 私は、かつては「ものみの塔」の会員でした。しかし、大学に行きましたし、全時間の仕事
にも就きました。そのことは私にとって益となりました。今、日本ではリストラが行なわれて
おり、資格を取ることの大切さが言われています。ある特定の資格は、大学で専攻しなければ
なりません。また、そうでないとしても、大学を卒業していないと一次より受検しなければな
らないのです。
 あなたは、会衆の長老が異常であると考えています。それは正しいと思います。ものみの塔
のどの部分までがまともなのでしょうか。ものみの塔にまともなところはありません。そのや
り方すべては、一世紀当時のパリサイ人そのものです。
 例えば排斥について考えてみましょう。審理委員会が開かれるときそれは秘密裏に行なわれ
ます。対象となる人が反論したいと思っても、その場が与えられないのです。その人を弁護す
る人の出席は許されません。その内容を録音することはもちろん許されません。また、聖書の
原則を引っ張りだして「二人の証言」で十分であると言います。その二人が例え親子であった
としてもです。いきさつを書いたメモより、親子である二人の記憶を信じるのです。
 日本の裁判と比較してみてください。日本の裁判では必ず弁護人がつきますし、原則として
公開です。証言より、物的証拠が重んじられます。
 では、なぜものみの塔は、非公開なのでしょうか。それは自分たちにとって不利になるから
です。私は、何人もの人が、無実の罪をでっち上げられ処分を受けたことを知っています。そ
の最たるものは、北広島市(当時の北海道 広島町)での出来事だと思います。ものみの塔の
いう背教者とは、聖書に対するものではなく、ものみの塔協会のやり方、聖書理解に対してク
レームを付けるものです。
 ものみの塔のどこが間違っているかというと、統治体が間違っているのです。統治体が神か
ら油注がれたものであるはずはありません。なぜなら、自分たちの間違いを認めないからです
。第2次世界大戦がハルマゲドンに直結すると言う考えが当時のエホバの証人の間に広がりま
した。しかし実際はそうではありませんでした。もし、その考えが間違っているのなら、そう
ではないとなぜ信者に教えなかったのでしょうか。1975年が人類6,000年の時が満ちる時であ
ると教えてきました。ある人たちはハルマゲドンが来ると思って財産を処分したり、仕事をや
めたりしました。しかし、実際は何も起こりませんでした。ものみの塔が誤導したためそれら
の人は人生を狂わされたのです。
 ではなぜものみの塔は、会社をやめるように言うのでしょうか。それは、組織から抜けられ
なくするからです。オウム真理教の信者のことを考えてみてください。出家信者は、オウムか
らどこへ行けばよいのでしょうか。社会的基盤を捨ててきているため行場所がないのです。も
のみの塔も同じです。もしあなたが、今の会社をやめて数年後ものみの塔をやめたとき、行場
所はないのです。仕事もありませんし、恐らく親戚とのつきあいもないのです。
 最後に、人身事故について神はどう見ておられるのでしょうか。モーセの律法では不可抗力
の殺人は「逃れの町」でその人の命は保護されました。神は許されたのです。あなたの場合も
、警察の調べで自殺であることが分かりました。不可抗力であったのです。
 エホバの証人は聖書研究者ではなくものみの塔研究者なのです。
以上私の意見を述べさせていただきました。

《編集者より》
この意見は「私はものみの塔協会によりリストラされたエホバの証人です」の投書に対するものですが、反論ではなく、むしろ議論を深めるものと言えるでしょう。特に編集者が付け加えることはありません。