元エホバの証人で家族を愛し続ける方(03-04-98) について、エホバの証人二世の会を主宰されている「あんどれいあ」さんより

(3-21-98)

 元エホバの証人で家族を愛し続ける方(03-04-98) に参考になればと思い投稿
させていただきます。

 断絶した者また排斥になった者が家族と付きあって行くのは大変なことです。
それで私たちは多くのエホバの証人で辞めたいという人々にできるなら不活発者
(伝道や集会に参加しないが名簿に名が残っている)になるように勧めていま
す。少なくともお互いに会話が出来ないという状況は是正されると思います。

 しかし、もう断絶した、もしくは排斥された者は中々難しい状況でしょう。も
ちろん信者の対応にも個人差があり、私の所では「霊的な会話」等でなければ基
本的にごく普通に付きあっています(一応父母兄弟すべて証人です)。また、こ
ちらからもエホバの証人に関する話題を出さないようにしています。ただご家族
によっては影響を受けないようにと、かなり神経質にバリケードを張り巡らされ
る場合もあるでしょう。私が思うには、手紙などよりも面と向かって会いに行
き、エホバの証人などの会話を避け、相手を気づかうようなことを言うほうがよ
り良いかもしれません。人間お互い顔を合わせると心が動かされるものです。自
分も離れる前に親に悪いと思ったので、一応母親の好きな花を毎月送ったり、行
くたびに父親の好きなビールを買っていったりしました。ですから、まああの子
はそんなに心根は悪くないのだから、いつか戻ってくるに違いないと思っている
のかもしれません。そういうふうに一つのチャンネルを開けておくのも手でしょ
う。

 よくしてしまう失敗は、なぜ自分は証人をやめ、このような道を選んだのか、
自分の気持ちを信者である家族に知ってもらいたい、と強く思うあまり説明して
しまうことです。これは信者の側からすれば、辞めさせようとしているように受
け取られてしまいます。つまり彼らの警戒心を刺激してしまうのです。この点は
一応避けたほうが良いでしょう(相手から切り出すまで待ったほうが良い)。た
だ証人以外の本音については率直に語っても良いかもしれません。もしかすると
相手が親であるなら、育て方のどこが間違っていたのかと思って耳を傾ける人も
いるものです。

 相手からエホバの証人に復帰するのかと言われたときも、はっきり断ったりせ
ず明言しないでおくと、相手は可能性を感じて会話の扉を開く可能性が高いでし
ょう。ところが最初から過激な本などを持っていき、エホバの証人は間違ってい
ると言って、相手に警戒させるようにするならその扉も閉まりかねません。もし
二世の方であるならここら辺の使い分けは上手でしょうから、上手くやれるので
はないかと思います。

 しかし、やはり自分の気持ちは誰かに吐き出したほうが良いと思います。でき
るなら同じような状況の人々と話し合うことができるかもしれません。私どもは
時々そのような機会を設けて、証人を辞めたときの気持ちや嫌だったことだけで
なく、懐かしかったことや楽しかったことまでざっくばらんに話せるようにして
います。そのような中から何か良い知恵が出てくるかもしれません。

 家族の誰が信者で、誰が信者でなく、どのような状況か具体的に分からないの
で一応二世という立場から考えてみました。参考になるかどうかは分かりません
が、同じような立場の者として応援しています。

《編集者より》
貴重なアドバイスをいただき有り難うございます。あんどれいあさんのおっしゃることに付け足すことはございません。このアドバイスは元エホバの証人だけでなく、広くエホバの証人を家族に持つ方に教訓となるものと思います。より深い議論は、あんどれいあをご覧下さい。