エホバの証人の家庭に育ち家族の分裂に苦しむ

(1-25-97)。

はじめまして。
わたしも以前エホバの証人の会集にまじわり、熱心な研究生でした。
いまも母と妹弟は開拓奉仕を続けています。(父は元アルコホリックの無心論
者)
エホバの道からそれたのはもう8年程前のことですが、それがいまでもわたし
の日常に間接的に影響をおよぼしていることは否めません。
過度に抑圧された7〜8年間の間に培った神への信仰と道徳心は自分に自信のな
さを植え付け、他者との関係を困難にし、供依存や、家族との不和(これは何と
か、解決)罪の意識などをもたらしました。
どこにいても、なにをしていても傍観者でしかいれず、人とのかかわりに、酒
を必要とします。
大抵このようなことは、甘えとしか受け取られないでしょう。
しかし、やめるにあたって、母からうけた、愛と云う名のもとの、肉体的および
精神的虐待はトラウマとなって、今もわたしのなかに存在し、事あるごとに、わ
たしの行く手を阻むのです。
最近カウンセリングに少し通いましたが、なんの解決にもなりませんでした。
若いカウンセラーにはこの宗教が理解できなかったようです。
さらに2年前、すでに献身していた弟を癌でなくしましたが、信仰の強かった彼
とは、亡くなる間際まで、8年程口をきいていませんでした。
彼は辛い試練にもかかわらず、最期まで神への信仰を貫きました。
このこともまた、突然襲う不安や、たびたび見る悪夢の原因だと思えます。
もうそろそろ、逃避をやめて、欠陥だらけの自分を受け入れたいと思うのです
が、うまくいきません。
そこで、このページを見つけたとき、解決に導いてくれるのでは?とおもい、さ
っそく、メールをお送りすることにしました。
同じような人がたくさんいるのではないでしょうか?
普通に生きるために、よきアドバイスをお願いします。

《編集者より》
Yさんの人生は、元証人の方々の共通の心の痛手とその回復の困難さを如実に示しています。多くの元証人、研究生の方々は抑圧的、支配的組織から抜け出た後深い虚脱状態に陥ります。ものみの塔はそれを見て、やはり組織を出た人間は駄目になると宣伝材料に使い、組織に残る人間たちの見せしめに使います。Yさんの書かれるように、分裂した家庭に住む精神的苦悩は計り知れないものがあります。アメリカではこのような元証人たちの支援組織があり、集まりあったりインターネット上で親交を保って助け合っています。日本の現状は詳しく知りませんが、「被害者の会」的なものは盛んでも、精神的に打ちひしがれ、自殺をも考えるような元エホバの証人を支援していく動きが余り見られないようです。読者の元証人の方々の中でこのような運動をインターネットを通じて広げて行く方はいませんか?ものみの塔が人々の心に深く刻みつける傷は、Yさんのような体験談を通じて初めて世間に分かってもらえるのでしょう。今後とも引き続き投稿をお願いいたします。