エホバの証人の結婚式の祝いについて

(1-14-99)


こんばんわ

私は宗教とは無縁で暮していますが、 私の勤務先の女性が
このたび結婚すると聞き その彼女と旦那様になる人もあなたと同じ宗教であります
ので
検索し 結婚の御祝いについてお聞きしたいと思いメールいたします。

結婚式の招待状も頂き来月半ばのその良き日の私の御祝いの気持ちを
どの様に表せば彼らにとって失礼でなくまた負担にも感じないでしょうか?
どうか御教えください。御返事御待ちしております。

《編集者より》
「その彼女と旦那様になる人もあなたと同じ宗教であります」という文面からは、彼女がエホバの証人なのか、それとも旦那様となる人がエホバの証人なのか、それとも両方ともエホバの証人なのか、はっきりしません。片方がエホバの証人で、もう一方が「世の人」(エホバの証人の用語でエホバの証人以外の人をこう呼びます)であることは珍しいことで、両方がエホバの証人である場合とは結婚式のやり方が少し異なるかもしれません。なお、私の宗教はエホバの証人ではなく、私は単にエホバの証人に関して研究をしているものです。

エホバの証人の結婚式に関する教えは、最近では「ものみの塔誌」1997年4月15日号の23頁に出ています。ここでは、エホバの証人は証人同士で結婚するのが規則であるので、この教えはエホバの証人が証人以外の人と結婚する場合には当てはまらないかも知れません。結婚式に「世の人」を招待するかどうかは本人の判断にまかされていますが、排斥された人々は決して招待されません。

エホバの証人は、葬式でも結婚式でも、エホバの証人以外の人が参加する可能性のある行事では特に、自分たちの宗教を「世の人」に見せるよい機会として重視しています。式で大事なことはまず秩序です。王国会館で式が行われる場合にはなおさらこの点が重要になります。「浮かれ騒ぎ」は厳重に禁止されています。流される音楽の内容から贈り物まで、全ては長老たちにより厳重に監視されています。贈り物や着るものは派手なものは避けるべきでしょう。「乾杯」は異教の習慣であるということで、厳密に禁止されています。またキリスト教や仏教の徴のついたものを持ち込んだり身につけたりすることも厳密に禁止されています。 あなたが派手な言動やエホバの証人を批判する言動を避けて秩序だって行動し、ここに述べた「禁則」を守っている限り、問題はないであろうと思います。


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