(1-7-97)。
以前投稿させていただいたAです。 大学教育解禁の話しはまったく知りませんでした。私がいた頃は、「大学教育は 有害で霊的な食物から遠ざけるサタンの手段です。ワナから逃れましょう」等の 記事が「ものみの塔」や「目覚めよ!」誌によく載っており、また1984年の 地域大会では、それに関する劇が上演されていました。 村本様の娘さんが大学生をやっておられると読んで、結構規律の緩い証人なのか なと思っておりました。 14万4千人が地上からいなくなるまでにハルマゲドンが来るという教義の変更 をインターネット上で知った時も驚いたものでしたが、それにしてもこの宗教は 「新しい光」の名前のもとくるくると、教義を変えてしまうものなんですね。 両親が多少仕送りをしてくれるようになったのも、この教義変更のせいなのかな と思ってしまいました。 この16年間でもかなりの事が変更されているのに、この宗教のアヤシさ、ウッ サンクサさに今だに気が付かない両親には、もうなす術がないのかも知れませ ん。 ただあきらめてもしょうがないので、今度電話で両親と話す機会があればそれと なくこの話題にも触れてみようかなと思います。 それではまた。
《編集者より》
最近の記事「エホバの証人の高等教育と社会的地位」に書きましたように、私の長女も含めて、今のエホバの証人はかなり自由に高等教育を受けていますが、全く自由というわけでもありません。時間の多く取られる医学部、歯学部のような学科、批判能力を育てる人文系の学科(例えば社会学、宗教学、哲学、倫理学)などは御法度ですが、一方手に職をつける技術系統の学科(例えばコンピュータープログラミング)などは歓迎されます。なお、上のAさんのお手紙で「14万4千人が地上からいなくなるまでにハルマゲドンが来るという教義の変更」とありますが、正確には1914年を見た世代がいなくなるまでにハルマゲドンが来るという教義が最近変更になったものです。