奥様の救出に成功された体験

(1-4-97)

 村本様、私の家内は平成8年の11月に現在通っている教会の牧師にイエスに対する
信仰告白をしました。約7年間続いたエホバの証人と関係から離脱をしたのです。

 その経過について少し報告をさせていただきます。家内が研究を始めた当初、私は聖
書の知識もなく、また、ものみの塔の組織の知識もないため、まったく安易にそれを容
認しかつ応援していました。私は無神論者ですが、聖書に対しての権威は認めていまし
たし、まして家内を信じていたからです。

 しかし、家内の父親が他界しその葬儀の後で問題が表面化しました。親族関係が悪化
するのは非常につらいものがありましたが、私はできるだけ家内を応援しました。
 そのうち、私の父親の追い詰められた姿を見るにつけこの問題に関する限界を感じ、
もうこれ以上は無理だからやめたらどうかと家内に告げましたがすぐには聞き入れられ
ませんでした。

 何度か話し合い、やっと活動をやめることに同意をしてもらえましたが、何か月かた
つと集会へ子供を連れては勝手に行ってしまいます。この繰り返しが何度か続くなかで
ウイリアム・ウッド氏の「エホバの証人 マインドコントロールの実態」を新聞広告で
見つけすぐに注文し読みました。家内にも読むことを勧めましたが、あまり効果はあり
ませんでした。でも、話し合いが必要なこと、夫婦関係を良好に保つことなど重要なこ
とを私は学びました。

 しばらくは、平穏な日が続いていましたが、平成7年3月20日オウム真理教による地
下鉄サリン事件の日、家内の様子がおかしくなりました。聖書が読みたい、集会に行き
たいと言います。事件の残虐さからハルマゲドンの近いことによる恐怖感があったので
しょう、マインドコントロールが解けていないことを感じ、聖書について一緒に調べよ
う、そして、何が本当に正しいことなのか広く調べることにしようと提案しました。

 私も一緒に長老の家で毎週聖書研究を行い、集会へ足を運び、地域大会にも参加しま
した。家内もいろいろなキリスト教会を訪れ、話を聞いていましたが、マインドコント
ロールは解けず、ものみの塔の正しさを確認していたような感じでした。

 そんな中で平成8年7月にこのウェブサイトに出会い、私は、心の中の暗闇に光が差
し込む様な感覚を味わい、非常に感動し、勇気づけられました。多くの情報の中から少
しづつ家内に見せたり、まだ手に入れてない本を注文したりしていましたが、家内は8
月に京都で行われたエホバの証人地域大会に行ってしまいました。

 でも、「エホバの証人第2回被害者全国集会」への参加を勧めたところ承諾をしてく
れました。ここで多くの方々と話をする機会があり、特にエホバの証人の救出を行って
いる牧師さんとの話し合いが改心のきっかけになったようです。家内の質問に対してそ
の牧師さんは聖書のあらゆるところから引用し、的確に回答を出してくれたそうです。
関係の書籍も何冊か購入しました。

 家内はその後、その牧師さんの教会へ行き、ものみの塔の間違いや、聖書の正しい理
解を学び、さらに「王国が来ますように」全国大会へも出かけ同じ様な体験をもつ多く
の人々と会う機会を持ちました。
 現在は、地元の教会へ毎週日曜日に家族で通っています。さらに、週に1回、その教
会の牧師さんが家まで来ていだだき聖書を学んでいます。

 私は最近の展開の早さに驚いていますが、家内が自ら聖書を調べ、ものみの塔が聖書
を意図的に修正している事実に気がついたことが改心の重要な点と思っています。もち
ろん、いろいろな教会の関係者の方々、エホバの証人の救出にかかわっている方々のご
努力のおかげでもあります。

 家内は今、仲の良い友人(エホバの証人)を救出しようと準備をしています。私はイ
エス・キリストを知ることができるよう聖書を調べているところです。いろいろなこと
がありましたが春は必ず来るといつも思い自分を励ましてきました。

 とりとめもなく書いてしまいましたが、このウェブサイトを開設していただいたこと
にとても感謝をしています。エホバの証人の問題が多くの場所で語られることが必要で
すね。多くの人が救出されることを心から願っています。

《編集者より》
貴重な体験談をお寄せ頂き本当にありがとうございます。奥様の心が揺れ動き、苦悩の中でようやく離脱された様子には感銘をうけました。この編集者をはじめとする、妻や家族をエホバの証人に持つものにとって、大きな励ましとなります。私は自分自身の家族の問題を直ちに解決できないと分かった時、他の人を助けてあげることが自分の足りない力を少しでも役立てることだと思い、このウェブサイトを始めました。一人でも多くの方がこれを役に立てて頂き、Yさんの奥様のように目ざめて頂ければ、私は自分の家族が救出されたのと同じように嬉しく思います。今後とも、われわれ家族にエホバの証人を持つ者たちに、貴重な助言を頂きたくお願いいたします。