「はじめまして 現在研究生です」−「迷える霊的子羊より」

(12-7-04)

こんばんは、はじめてメールさせていただきます。

こちらのページは以前からのぞかせていただいたのですが
今日はじっくり見させていただきました。

思いがまとまらないところもありますので
読みにくいかもしれませんが
アドバイスをいただけると嬉しいです。

私は、6年近くエホバの証人の方に訪問して頂いています。
最初は胡散臭く感じていたのですが
自分自身が神(唯一絶対神ではないのですが)を信じていたこともあり
ものみの塔誌も興味深く見せていただいていました。
研究も出産等もあったので細々ながら行ってもらい
現在に至ります。

ここまで続いたのはひとえに司会者の方の人柄でした。
とても親切で暖かくそれでいて押し付けがましくありませんでした。
なのでとても信頼しています。
今年になって集会も週に2回出るようになりました。
(益があるということなので)
出席してみると周りの方もとてもよい方で
世の中の人が皆こうだったら幸せだろうとまで思っています。

でも最初なかなか納得できなかった疑問点が
その方たちと話をしていく中であまり気にならなくなっていたのも
事実です。

ところが状況は変わりまして
最近夫の反対が厳しくなってきました。
クリスマスをしないと決めたことが発端でしたが
子供たちを集会に連れて行くことも大反対でした。
(子供たちは、まだ慣れていないのでじっとしていることができず
集会は苦痛のようです。)
その話を司会者の方にすると、いよいよ(反対が)来たねと言われ
聖書にもあるように本当のクリスチャンには迫害があると言う話をされました。
兄弟姉妹みななんらかの反対にあっているけれど
みな乗り越えて今は家族でクリスチャンの人も多いのよとか
この世のものであるサタンがなんとか神から離れさせようとしているんだよ
とも言われ、あなたは神につくの?それともサタンに?
と問い掛けられました。

私はもちろん神にだと思っているのですが
こちらのサイトを見せていただくと
そう思うことも
なんだか不安になってきます。

多分このようなサイトは
この世のものだからサタンが関与していると
司会者の方は言われると思うのですが
何を信じていいのか分かりません。

勉強して良くなる点もあると思うのですが
夫の両親にもばれてしまい
離婚の文字も出てくるようになってしまいました。

エホバの証人の方が行っていることがすべて
間違っているとは思えないし・・・
こんなに愛を実践しようとしている方たちもいないと思うのですけど

つらいです。
なにかよいアドバイスがあったら
教えてください。
お願いします。

               迷える霊的子羊より

《編集者より》
非常に難しい決断の時期に来ているようで、「つらい」気持ちはよくわかります。私はもちろん、全て円満解決をできる答えを持っていませんし、あなたがどのような決断をするにせよ、「つらい」状況はどうしても切り抜けなければならないでしょう。従って私のアドバイスがあなたにとって役に立つものかどうかは、あなた自身が慎重に判断して下さい。

私はこのような状況にある人々には、「無理をしないこと」を何よりもお勧めします。「無理をしないこと」には幾つかの意味があります。まずあなたの大事な家庭を決して犠牲にしないこと、もしご主人や家族の方が苦しんでいて子供の教育方針にも反対があるのなら、ここはひとまず部分的にでもご主人やご家族に譲歩してあげて、エホバの証人の活動をこれ以上増やさないか、あるいは少し減らすことも考えたらいかがでしょうか。しかし、「無理をしないこと」のもう一つの面は、あなたの心の健康です。もしあなたが、エホバの証人の集会の中に心の安らぎを見出し、少なくとも現時点ではこれが神に従う唯一の道であると信じているのであれば、ご主人の反対によってあなたの「霊的な健康」を犠牲にする必要はありません。こちらも部分的に譲歩して、会衆の人々が勧めるバプテズマや開拓奉仕などはしなくとも、研究生としての最低限の活動を続けられてはいかがでしょうか。言ってみれば八方美人になることですが、あなたの「つらい」状況をひとまず切り抜けるには、これが必要であると私は思います。

いえ、完全な八方美人になることはそれだけでストレスになりますので、むしろ「八方適当美人」というほうがいいかもしれません。適当にお茶を濁してどちらの側からの軋轢も避けることです。そして時間を買って、その間にご自分の行く末をじっくりと見定めることです。外側ではお茶を濁しますが、あなたの中ではお茶は濁しません。たとえば子供をエホバの証人が教えるように育てることが本当に子供のためになることなのか、よく調べてみて下さい。エホバの証人が与えるもの以外の情報、たとえばこの読者の広場に投書している多くのエホバの証人二世の体験談などを調べて、その内容をあらゆる角度から研究することです。そして何よりもこの宗教の本質、それは集会や協会の出版物では語られない内容ですが、それを徹底的に研究することです。これには時間と努力がいりますが、それを飛ばして早まった決断をすることは非常に危険です。

「あなたは神につくの?それともサタンに?」という言葉は、「離婚の文字」と同じ様に、一種の脅迫でしかありません。そのような脅かしの言葉におじけずに、両側からの脅迫にお茶を濁しながら、冷静になれる時間をとってもっと考えてみることをお勧めします。