「『エホバの証人と精神疾患』について」−T

(11-22-04)

「エホバの証人と精神疾患」のページの偏見に満ちた内容にがっかりしました。

あなたはエホバの証人一世の共通の性格として、「不安と恐怖に弱く」、「偽物に騙
され易く」、「頑固」で「被害妄想的」であると言います。冒頭で、ある宗教と精神
疾患の関連を示すことの難しさに触れておきながら、会衆と一度も交わったこともな
いあなたにどうしてそのような画一的なことが言えますか?統計でもとられたので
しょうか?それともこれらは、エホバの証人1世に対するあなたの想像に基づく偏見
に過ぎませんか?

「エホバの証人の勧誘を受けても、多くの人々はこれを全く受け付けないのに対し、
ある種の性格の人々は簡単に惹かれて行きます」とありますが、「楽園で生きられ
る?ワァすばらしい!」と簡単に飛びついた1世というのは、あまり聞きませんよ。
人がエホバの証人に惹かれて「真理に入る」には、もっといろんな要素が関係してい
ます。

「勧誘に弱く「にせもの」にひっかかりやすい傾向」とありますが、「にせもの」と
は何でしょう?「ホンモノ」とは何でしょう?おそらく「エホバの証人」は「にせも
の」で、他の伝統的な宗教は「ホンモノ」ということでしょう。「他の宗教では宗教
への関与は一般的に言って、精神衛生によい影響を与えることが研究からわかってい
ますが、これがエホバの証人の宗教に当てはまるかどうかは大きな疑問」とあること
からもそう伺えます。しかし何を「本物」とし何を「偽物」とするかは、尊重される
べき各個人の信仰の問題ではないでしょうか。

最近、現役系のBBSに以下のような書き込みがありました。

「今日、精神科に行ってきました。…私がエホバの証人であることを先生に話した
ら、どうやらその先生はエホバの証人に対してよい印象を持っていないようでした。
「エホバの人、鬱が多いよね〜」と言われ、聖書ばかりを勉強しても立派にはなれな
い、もっと学校の勉強をしなさい、ということを言われました。そして、エホバの証
人のことをオカルト的とまで言いました…どうもあまり良い医者とは思えません。世
の精神科医ではこんなものでしょうか?もっと信教の自由を尊重してくれるようなお
医者さんはいるのでしょうか?どなたか、経験があったら教えてください。」

このように、自分には納得できない信仰に対して侮蔑的な態度を示す精神科医が今だ
に多くいることも、エホバの証人を精神科治療に対して消極的にさせてきた一因では
ないでしょうか。

匿名希望

《編集者より》
これは今回、立て続けにこのサイトを批判する投書を送ってきた「Tさん」からのもので、「『進化か創造か』の考察について」−Tと同じ投書者です。

あなたが批判している記事は、私の経験に基づいて書いた私の専門家としての意見です。幾つかの資料も提示しましたが、私の意見である部分もあります。しかし最も重要な論拠は、ものみの塔協会自体が精神疾患をどのように見て、どのように信者に信じ込ませてきたかという実態でしょう。これは経験や証拠以前の揺ぎ無い事実です。私がエホバの証人の会衆と交わったこともないことが、そのような意見を書く資格がないことのように言っていますが、大部分の精神科医は、犯罪者と交わったことはありませんが、犯罪者の心理的背景を分析して専門意見を述べます。あなたの議論から行けば、神経科医や心理学者は全て犯罪者と交わらない限り意見を書けないことになりますが、こんな無茶な議論はありません。私の意見は、私自身や私の知る神経科医、心理学者たちのエホバの証人の診療経験、そして私自身の多数のエホバの証人の方々との交流に基づいています。

私は宗教が偽物であるとはあの記事には書いていません。エホバの証人が偽物に引っかかりやすい一番良い例は、多くの会衆で行なわれている、いかがわしい健康商品のグループ販売や、ねずみ講まがいの会衆員を使ったビジネスだと思います。この読者の広場にも投書された方がいますが、私もそのような例が幾つかの会衆で行なわれていることを聞きました。協会の出版物にもこれを警告する記事が出たと思います。

エホバの証人問題を理解できない精神科医、神経科医が多いことは私も否定しません。今後、もっとエホバの証人問題を広く世間に知らせて、多くの病気に苦しむエホバの証人がより適切な精神医療を受けられるように努力する必要があると思います。