エホバの証人である母の病気について

(9-1-04)

私は昨年12月にバプテスト教会で洗礼を受けた20歳の学生です。
初めてそちらのホームページを観覧させていただき、私の母について考えさせられました。
私の母は大学時代からものみの塔を始めたようで、私が小学校にあがる前までは私をつれ
て集会に通っていました。しかし両親が離婚し、関東から遠く離れた九州に着てからは、
なかなか新しい環境のなかの集会に馴染めなかったせいか、王国会館には行かなくなりま
した。しかし、家では毎晩寝る前に、ものみの塔の聖書を読まされ続けてました。それも
私が小学校高学年になり、自我にだんだんと目覚めだした頃から、”こんなの馬鹿馬鹿し
い”と思うようになり、ものみの塔の聖書からはなれていきました。そして高校にあがっ
たばかりの頃、怪我で入院していたときにその病院であるバプテストの宣教師の方と出会
い、そのとき初めて自分が昔行っていたのは偽者のキリスト教であったということがわか
ったのです。
母は今、精神科に入院中です。病名は統合失調症。担当医の話では、ちょうど20歳頃、
彼女がものみの塔を始めた頃に発病したものではないかと言われています。このホームペ
ージでものみの塔が精神病と関係があるということを知って、私はずっと何故母はこんな
病気になってしまったのか、何か若い頃につらい事でもあったのか、などとずっと疑問に
思っていたのですが、ものみの塔にも何か関係があったのでしょうか?
もし、お返事いただけたら幸いです。

《編集者より》
統合失調症の本当の原因は未だにわかっていませんが、環境因子だけではなく、化学的構造的な脳の異常が原因として最も重要なものと考えられています。従って、ものみの塔が直接原因であったとは言えませんが、幾つかの関連が考えられます。一つは病気の故に、ものみの塔に惹かれていき、そこに救いを求めていた可能性。第二は、潜在的にあった病気がものみの塔の影響で発現し悪化した可能性。第三は、病気は全くものみの塔と無関係に発病した可能性。この三つの可能性のうち、私は第二の可能性が高いと思います。あなたのお母さんはものみの塔に入った時点では、まだ病気の兆候はなく、恐らく中年になって発病したのではないでしょうか。そうだとすれば、第一より第二の可能性が高いと私は考えます。第三の可能性は常にありますが、エホバの証人の間に精神病が高率に発病する事実を考えると、第二の可能性の方が高いと思います。