海老名ベテルの資産

(8-24-04)

村本様、エホバの証人情報センターに現役・元証人にたくさん
の事実を
知らせて頂きありがとうございます。
私も数年前にこのサイトを見て組織を離れる決心をしました。
エホバの証人を辞めてもギクシャクした親族関係はすぐには修
復できず、つらいところですが
夫が理解を示してくれているのでまだ恵まれている方だと思い
ます。

最近、自分で調べた事と感じた事を書いてみたいと思います。

 先日、夫に頼まれ横浜地方法務局大和出張所へ行ってまいり
ました。
夫の仕事柄、私が代わりに登記簿謄本を取りに行くことがけっ
こうありました。
昔は登記簿謄本と言いましたが、今では全部事項証明書と言い
ます。
私は慣れないので今でも登記簿謄本と言っています。
現役時代はそれこそ「世との煩わしい関り」ぐらいにしか思っ
ていませんでした。
最近はこれも世の中に必要な事だと思い、登記簿謄本の見方な
ど夫に説明してもらうように
なりました。

 夫に頼まれた物件の謄本をもらってから、そうだ海老名ベテ
ルの宗教法人登記謄本も
ここで取れるのだとふと思いつき、頂くことにしました。
これも今では宗教法人登記「履歴事項全部証明書」と言うので
すが、私はまだ昔の言い方をしています。
謄本を大事に持ち帰り、帰宅後じっくりと目を通しました。
宗教法人登記簿に記載されていますが、織田正太郎氏が平成1
6年4月7日に死亡。
池畑重雄氏が平成16年4月16日に代表者に。
登記されたのが4月21日となっていました。
私は組織を離れて数年経つので分りませんが、各会衆ではすで
に発表があったのでしょうか。

 登記簿謄本には基本財産も載せられています。
主人の説明によると海老名べテルの土地・建物などの資産や不
動産で、
全国の王国会館資産と信者の寄付は含まれないそうです。
日本支部の所有する土地・建物・工場・機械類の総額は下記の
とおりでした。

平成7年8月30日以前   224億3441万6795円
平成7年8月31日     121億9515万6695円
平成11年8月31日    151億7389万1406円
平成12年8月31日    186億7340万8416円
平成13年8月31日    192億7992万0634円

 海老名ベテルの資産価値なんて今まで聞いた事がありません
でした。
現役当時は目が曇っていたのですね。当時は気が付きませんで
した。
ものみの塔組織は神の清い組織だとかなり強調していました。
それこそ聖書のあらゆる箇所を駆使して組織の清さを強調して
いた。
本当に清い組織なら資産内容を発表しても何もやましい事はな
いはずです。

 私が現役信者だった頃に主人と二人で海老名ベテルの見学に
行った事があります。
確かにあれだけの建物・工場設備ですから億単位の資産になっ
て当然だと思います。
でも過去の事を考え思い出してみたのです。
海老名ベテル建設、海老名ベテル増設、機械の購入だとかで特
別な寄付を募っていた事を。
本当に寄付について言われる事が多かったと記憶しています。
毎月の寄付、年に数回開かれる大会支持のための寄付、宣教者
帰国のための寄付。
私も律儀に毎月寄付してきました。これは神の組織なのだから
その業を一生懸命
支持しようと一切贅沢などせずにいつもけっこうな額の寄付を
しました。
未信者のご主人を持つ当時の現役主婦たちの多くは私と同じよ
うな感覚で
同じぐらい寄付してきたのでないかと思います。

 ベテル建設のために特別な寄付を募ってその結果現在の資産
価値で
192億7992万0634円。
毎月の寄付以外の特別な収入で築いた資産です。
毎月の通常の寄付額というのはどこに掲載されているだろうか
と主人に聞いてみました。
主人は所得税でも支払っていたら分かるけども、ものみの塔は
宗教法人だろと言いました。
それで私はハッと気が付きました。
毎年、高額納税者が発表され納税額から年収を推定しワイドシ
ョーなどで放送しています。
いつもは人気スターはすごいわね。という程度にしか感じてい
ませんでした。
宗教法人は納税してないから寄付額を推定できないという事な
のです。
私は主人に、宗教法人って寄付収入額を推定されないからその
宗教にとってはものすごく
都合がいいのね。と言いました。
それだけではない。固定資産税だって支払わなくていいのです
から。
宗教法人は非課税であるなんて事は誰でも知っていることです
が、現役時代には非課税であるために
払わなくてもよい金額など考えても見ませんでした。
主人に聞いてみると海老名べテルの資産なら毎年1億近い固定
資産税が免除されているそうです。

さらに主人は、寄付収入なら自分である程度推定できるから計
算してみたらどうか。
一主婦ができる毎月の寄付なんて知れているけど大勢が寄付す
るからね。
と言いましたので、自分で計算してみる事にしました。

 現在の信者数を20万人とする、20万人の中には未成年者
やお年寄り、開拓者もいる。
会衆の王国会館維持にもお金がけっこうかかるので支部へ送金
できる金額は
会衆によってかなりバラツキがあるはず。

1人あたり1ヶ月1000円としても
20万×1000円=月間2億円
2億円×12ヶ月=年間24億円
1人あたり2000円では、3000円ではと計算してみます
。

もしかしてべテルのトップクラスの人たちもこうやって計算し
ているのだろうかと想像すると
その人たちの気持ちもわかるような気がします。
どうやったら1人あたりの寄付額を増額できるだろうか。1人
あたり50円でも100円でも
多くなるとものすごい額になります。
それが自分のお手柄になるだったら末端会衆にに寄付寄付とう
るさく言うのだろうか。
現役時代にこうやって計算してみなかった事に思わず苦笑いし
てしまいました。
実際には遺言による相続や大口の寄付などもあるので私が推定
する額よりも多いのだと思います。

 主人はバブル経済の頃はこんなものではなかったのではない
かと言います。
さらに主人は現在の寄付でやっていけるならばバブル経済の頃
に貯金が
できたのではないかとも言いました。
その貯金はいったいいくらあるのか。
これだけは知るすべがありません。
取引先の銀行か証券会社の担当者ならご存知なのでしょうね。
一主婦には調べようがありません。

 私はものみの塔には巨額の預貯金があると思います。
登記簿謄本に記載されている金額以上ではないかと。
あるはずだけども無駄遣いして減っていると言うこともあるよ
。と主人に言われました。
それもそうです。社会保険庁の役人がくだらない無駄遣いをし
て年金が危機状態です。
ものみの塔もこの世も大して変わらないと気が付きましたので
、同じような事が
起こっているのかもしれない。それでもけっこうな預貯金があ
るのでは。

私がこのように推測するのも過去に多額の寄付をしてきたから
です。
ベテル建設や大会ホール建設の時に特別な寄付をしながら通常
の寄付の手を
緩めなかった。
これは私だけではありません。同じ会衆の方たち、近隣の知り
合いの方たち、
遠方の知り合いの方たちが神の組織のためと信じて懸命に寄付
してきました。
だから組織には高額の預貯金も無いはずなんてあり得ません。
きっとペイオフ対策もバッチリなされているのでしょうね。
法律面で対策がバッチリなのですから、ペイオフだってぬかり
がないのでしょう。

 聖書には「地に宝を蓄えるのではなく、天に宝を蓄えなさい
」という言葉があります。
楽園が来るのならまさに金銭など最低限だけでいいはずです。
ものみの塔の活動や教えによって傷つき病んでいる人のために
使うべきではないか。
開拓奉仕でお金を使い果たした人を救済すべきではないか。
そのほうが天に宝を蓄える事になると思うのです。
神の組織を名乗るならば神の組織らしく資金を使って欲しいと
願います。

 現役信者の頃は神の組織だからとお金の使い方を信用してい
ました。
組織を出てからは神の組織だったらお金の使い方をオープンに
しても何も都合の
悪いことはないのではないだろうかと考えるようになりました
。
ものみの塔にはまってしまった私ですが、これからも世の中で
リハビリをして
常識のある考え方を身に付けたいと思っております。

 現役の頃は出張や旅行の際に地元の会衆と交わりましょうと
よく勧められました。
今度はエホバの証人情報センターの読者の方で神奈川県在住の
方、神奈川県に
出張や旅行で訪れる方は横浜地方法務局大和出張所へ行かれて
はいかがでしょうか。
住所は神奈川県大和市中央1-5-20です。
実際に登記簿謄本に記載されている事を見て考えて頂きたいの
です。
宗教法人登記簿謄本でも通じますが、現在は宗教法人登記「履
歴事項全部証明書」と言います。

《編集者より》
これは大変重要な資料であると思います。確かにこのように公開されている情報だけでも、ものみの塔組織の実態はかなり分かるものですが、大部分の人はそこまで情報を集めるだけの努力をしません。あなたの「発見」はその意味で実に貴重だと思います。ものみの塔の組織の莫大な資産の量とその財力は、このサイトの各所で紹介されていますが、大事なことはその大部分が、あなたのような末端の信者の汗水流して得られたお金から来る寄付金と、信者の無料奉仕活動による労働力の寄付によります。もしものみの塔の組織を運営する人件費を寄付金に換算したら、これまた莫大な金額になります。名実ともにものみの塔協会は「世界の大企業」なのです。しかもこの企業は「宗教」の大義名分の元に、莫大な税金をまぬがれています。そのようなゴリアテのような組織を相手に、個人や小さなグループが裁判で挑戦しても、何ができるか、考えてみれば無力感におちいるのは当然でしょう。しかし、情報の力は時にダビデの投げ石のような威力を発揮することもあるのです。