「自転車野郎のつぶやき」−2

(6-7-04)

前回投稿した元エホバの証人の自転車野郎です。
 じつはエホバの組織から離れた後も悩み続けていました。本当に組織を出て良かったの
か、あるいは組織に戻るべきなのか。成員の一人として交わった人々の事を考えると居た
たまれなくなったこともありました。ある意味、自転車で旅に出たと言うことは、現実か
ら逃れたいと言う気持ちの現れだったのかも知れません。自分が伝道したのがきっかけで
研究を始めた人々の事を考えたらなおさらです。
 でも、自分には限界でした。組織にいれば否応無く聞こえる陰口や中傷。自分の霊性が
低いからそんな風に考えるんだ。と最初は思いましたが、明らかに人を陥れる為のものだ
と言う事が分かってからの方が精神的な苦しみは多くなったような気がします。
 やはり、あの時の親の助言は真実だったのかなあ、と思いながら、会衆の要求を呑む事
しか選択肢が無かった当時の事を時々思い出します。でも、今は組織を出た事に何の疑い
も持ってはいません。心を完全に癒すまではまだ時間が必要かもしれませんが自転車の時
の様に、ゆっくりと自分のペースで生きていこうと考えています。
 このサイトで自分だけが悩んでいるのではないと言う事がよく判りました。有難うござ
います。

《編集者より》
あなたが通られた葛藤と、そこからの癒しの過程は、元エホバの証人の心の修復過程の典型的なものであることは、他の投書を見られればわかると思います。それがあなたの異常な心の状態にあるのではなく、ものみの塔によって作られた心の傷に対する正常な反応と修復反応であることがわかれば、あなたもより積極的に新しい将来を見ることができるのではないでしょうか。