「5年程前に不活発になったエホバの証人二世」

(4-4-04)(3-10-04受領)

 初めて書きます。公表は役に立つ部分があるならば、使ってください。ただ追いかけて
きて排斥にしかねない組織なので抜粋でお願いします。これ以上組織に煩わされるのはゴ
メンだからです。以下は投書の方々と同様の体験を書かせてもらうだけです。 
 
 私は、30代のエホバの証人二世で一世の夫と幸せな結婚生活を送っています。共に組織
から離れました。そのまま交わっていたら確実に排斥されるとの危惧からで、長老の父と
最近まで開拓者だった母、開拓者の姉に影響がいくことを恐れ、当時はとりあえず避難す
るといった感覚で親にもそのように言っておりました。夫は奉仕の僕で、共に開拓者でし
たが、ずっと後に書くある出来事の後削除されました。
 
 両親は私が2歳位のときから研究をはじめ、母はバプテスマをうけ、父は一旦暴力的な
反対者となり6年後に再度研究し、兄弟になりましたがその後も暴力はやまず、しかも外
部には秘密という、とりつくろった状態のまま子供時代をすごし、ついに些細な事で父が
母を半殺しにするという事件が高校2年の時に起きました。初めて母は長老に報告し父は
助言を受け入れて、それ以来危ない時はありますが、暴力をふらなくなりました。その時
の長老は長年私を疎んじていじめていた人で私は、父がその人のおかげで立ち直ったとは
思っていません。よくあるDVの対策のひとつで第三者に知られると羞恥心から暴力をふる
わなくなる場合があるというケースだったのでしょう。母がプライドを捨て早くから何ら
かの専門機関に相談していれば長い間私も苦しまずにすんだのにと思っています。父はそ
の後なぜか長老になるのですが、それは母の昔からの強い願いがかなった瞬間でした。
 
 私は組織から離れて、いわゆる世の、ただし非常に道理にかなった色々な情報に接して
いくにつれて両親に対し非常に怒りがこみ上げ、元々父は嫌いでしたが母にたいしても非
常に軽蔑と不快感を感じています。今は表面ではよい関係を保っているので、組織に戻る
よう時々言われる程です。大喧嘩をした事もありましたが、縁をきるわけにもゆかず、利
用された分利用してやろうという心意気で、でも実際は距離をおいてつきあっています。
昨日はじめてこのHPといくつもの投書をよんでさらに鮮明に思い出したムチと懲らしめ。
開拓者になり必要の大きな地へ移転という道を洗脳と強制によりすすめ、思うがままに人
生をあやつってきた親とそう導いた組織に対し、いやな気持ちでいっぱいです。(投書は
とても為になりました。)
 
 奉仕では、おっかないおじさまやストレスのたまったおばさまに、どなられ、おこられ、
いやみを言われること多々で、怖いから春休み中はいつものように補助開拓奉仕をしたく
ないと泣きながら訴えても母は許してくれません。1度は逃げられても、長期の休みは何
度もきます。
 幼稚園や小学校時代は、クリスマスや誕生会など拒否しなければいけない日が多く、テ
レビの話題もついていけず、学校から帰っても奉仕ばかりしていた母はいつも留守でした。
書籍研究の会場だった我が家はそれにしばられ、たまに集会を休むこともできず、休日は
奉仕のみ。伝道者になったのを期に給料の良い仕事を調整した、父の働きだけで生活して
いた貧乏生活ゆえ、娯楽もなく、世の知識を取り入れようとしない母の、安いほどよいと
の価値観から農薬と添加物いっぱいの安い食べ物とストレスで育った時代。
 
 引越しで会衆が変わった高校生の頃から長老に疎まれ、神権宣教学校では、不当に助言
ばかり受け、大会の自発奉仕では家族で私だけ仕事が与えられず、会衆での仕事も同様で、
一人にされてみじめな気分を味わいました。周りに気の合う姉妹スちもおらず、それだけ
多感な時期にもかかわらず親は私をかばうことは一切なく、なぜか姉は苦労知らずでいつ
もいい思いをしており何度も泣きました。その頃から、やさしい子という印象だった人た
ちが組織から離れていることを耳にし、いい人はこの組織では立ち行かないのかなと、ふ
と思っていました。
 
 このHPの最初にある、元二世の方が立ち上げたサイトに、現役二世のコメントがのって
いましたが、その人は組織にぴったりの人というか常に優位に自分の立場を定め人をけお
とし支配してきた上部の人々とそっくりです。その二世は、離れた二世の事を自分では何
もせずに不満ばかり言ってると批判していましたが、能力不足やねたみや性格のゆがみか
らひきおこされる不当な扱いに対処するのは非常に難しく、多くの犠牲が伴います。片方
には背後に強力な権限をもつ組織があるのですから。まぁ、ムキになって意見するほどの
コメントではありませんが。どうせ理解できないでしょう、例え私たちと同じ不当な扱い
にあったとしても。私の親たちがよい例です。
 
 数年前父は会衆内の夫婦ににうその訴えをされ、支部に手紙を書かれ支部の提案で巡回
監督と訴えた人と話し合いがもたれた際、監督は父が長老なのだから、事実がうそだとし
ても認めて謝る様強要したそうです。そして謝ったということは認めた事だから叱責され
る必要がある、つまり長老を下ろされるとの展開になりました。当時活発だった私たちは
そのことを知って、夫の友人で経験ある長老に知恵を求めたところ、色々な交渉の仕方を
教えてくださり、親はその通りに行動して長老を下ろそうとの企みから逃れることができ
ました。しかし、自分で苦労して勝ち取った勝利でないため、のど元過ぎると熱さを忘れ、
私たちが不当な扱いを受けたことを共感をもって理解しようとしません。私はあの時親を
助けた事を今でも残念に思っています。
 
 その件は何が発端となったのかはよく聞きませんでしたが、要は相手は父より先に長老
になるはずでしたが、自分の娘の不祥事で父に先を越され苦々しく思っていたために起き
たのでした。以前、その人が長老に近い仕事をしていた時期私が神権宣教学校の割り当て
で、その人から助言を受け努力つまり不合格になりその事に抗議して、集会後成績表みた
いなのをとりに行かなかったため翌日家に来て、再び私が激しく抗議した際、その場にい
て何も言わなかった父の事を兄弟は、当時父にどなりつけられたと、うそをつきました。
何年も前のことを当時の発端になった何かと共にもちだしたのでした。発端だけでは長老
を下ろす口実として不十分だと感じたのでしょう。その後両親は引越ししたため会衆をか
わり、町のどこかで偶然その兄弟姉妹と会った際非常にいい形で再開して和やかに語り合
えたと喜んでいましたが、その図太い神経がわたしには到底理解できません。あの時私た
ちが助け舟を出さず父が下ろされればいい再開などありえなかったのにと思ってもあとの
祭りです。人の苦労を理解できない種類の人間は意外に多いものです。
 
 私たちが組織をはなれるきっかけになった事について語ろうとかきだしたのですが、両
親のちっぽけな問題以上に独身時代にも新婚当時も組織とは色々あったので中々進みませ
ん。お忙しいのに長くなって申し訳ありません。結論となる出来事を以下簡単に書きます。
 多くの投書に共通しますが、相手がずるく不当だと、読み手に一切の予断を抱かせない
ため説明することが多くなり、長くなります。私の場合はうまく整理がついてないのでそ
の傾向がますます強くなりだらだらと無駄に長くなってしまいます。と言い訳したところ
で・・・本論です。
 
  私たちは当時コンビニエンスストアの床の清掃を自分達ではじめ、営業の結果チェー
ン店の多くから仕事をもらい、開拓奉仕者の生活では十分すぎる程だったので、断るより
は仕事の少ないこの地方の兄弟のためにと思い、下請けをしないかと清掃業をおこなって
いる方々に声をかけました。最近仕事をやめて開拓者になった兄弟や特開をやめる兄弟に
は1から仕事を給料を払いながら教えました。清掃業の兄弟達にも私達が行き着いた理想
の資材やテクニックを時給をヘらいながら教えました。同じレベルでないと得意先は納得
しないからです。
 
 ほんの2.3ケ月もしないうちにそれらの人々のほとんどが結託して仕事をやめると宣言
し、仕事先を奪ったり教えた情報をまきちらしたのです。お金の支払いが悪いなど、うそ
のうわさをまきちらし、不敬だとか脅威に感じたとか1円も儲けてないといって中間マー
ジンをとったとか私達の態度にケチをつけて霊的問題に持ち込んできました。下請負とし
て納得してはじめたのだからマージンとられてないと思う方が非常識ですが。仕事上での
彼らへの要求を自分達長老に対して不敬だとケチをつけてきたのです。
 
 仕事に対する態度の悪い一人の長老ににおくった仕事上の文書が巡回監督補佐にまわり、
この私達の態度は霊的に問題があるとの判断に気をよくしたその長老は審理委員会の設置
をもとめ動き出します。そこから長く険しい話し合いと文書のやり取りが始まります。支
部に出した手紙は数知れず、本部にも出し、その結果支部がうごきだしたのですが、それ
は日本語の手紙を、かいつまんで訳してくださった本部の姉妹のお陰かとおもっています。
何度審理委員会と脅されたかわかりません。このやり取りはすべて保存してありますが、
まだ読み直す気持ちになれません。あまりの不当な扱いに精神が乱されそうになるからで
す。あと、よくこんなばかげたことに付き合って組織に残ることになんで異常なまでにこ
だわったのだろうとあきれてしまうばかりです。
 
 私達が知っている限りでは、最初にもめた相手である、仕事上問題のある長老の、企み
にはまって私達に問題があると発言した巡回監督の補佐は、特権を停止され、会合で謝罪
し少しの金額を私達に支払いました。まぁ、かかわらないよう何度も警告したのに強硬に
問題に首をつっこんだのだから同情はしませんが。これらの過程にかかわった巡回監督2
名も下ろされたと聞いています。この件に積極的にかかわって面白がっていた私の会衆の
長老2名はお咎め無しですが、集会のときに発表の時間に私達にまったく非がないにもか
かわらず霊的問題としてかかわってしまったことを謝罪する発表を私達の用意した原稿の
通り読んでもらいました。これはカセットテープに保存しました。一人はほんの少しお金
をくれましたが、もう一人は開き直って謝罪すら拒否しています。そのほうが得な組織な
のです。
 謝った方の長老は大して必要とも感じない親の世話との理由で遠くの自分の実家に引っ
越してくれました。その妻には新婚早々いじめをうけていたので、ようやく片付いたとい
った感じです。金沢兄弟の所にでてくる一人目の反抗的な姉妹のようなトラブルメーカー
の人でした。仕事を奪った長老達はまったくのお咎め無しで仕事を続けています。なぜか
組織は悪の方に味方するのです。一方が行っていることは明らかに不当なことだとわかっ
ていてもです。ですから金沢兄弟達やレイ兄弟たちが戦っている当時味わったであろうな
んともいえない無念さは読んでいて非常に共感できました。ただ、私達が本部に訴えたこ
との一部はその後雑誌にとりあげられ、良心的な人がいるのか単なる気まぐれかはわかり
ませんが悪事を正す事までは無理でしょう。
 
 この一連のトラブルの最中に、これらの揉め事に懲りた私達がお金をかけて作った契約
書の試案を、巡回監督が勝手に私達の名前を書きこみ支部に送ってこの契約内容はふさわ
しいのかなどと問い合わせました。それらは一連の揉め事で下請けから一部戻ってきた仕
事をすべてこなせないため、新たに仕事をするつもりがあるという兄弟に条件としてみて
みるよう渡したものでしたが、契約しないというのでコピーはないことを確認して返却し
てもらったものなのです。
 それは、支部の人に知恵を与える内容なので、情報を盗まれるのは我慢できないので、
返却を迫りましたが、とうとう盗まれたままです。支部に電話で交渉もしましたが、その
態度は非常に傲慢で、あなたはそれを知る必要はないとか、毒づいた言葉のリストがある
のかと思うほどでした。2時間ほど交渉し、そのほとんどが待たされているじかんなので
すが、最後には相手は、受話器を置くので姉妹の好きなときに電話をお切りくださいとい
ったのです。結局どれほどの私達に関する、仕事の技術や価格や資材などの情報も含めて
支部にすいあげられたかと思うと本当に悔しくてたまりません。
 
 私達がこのまま交わり続けて排斥されると思った理由は、その後新たに来た長老のパー
トナーたちが支部から何らかの意図あって派遣されたと感じたからです。彼らが一連の戦
いでつかれきって活動をほとんど停止している私達にしたのは、奉仕の僕と開拓者の資格
の削除でした。もう下ろすものがなくなった次には何が検討されるか明らかです。今とな
っては何もかもがバカバカしく、過去の事です。これまで、世の知識は事実上つまり資力
と時間がなかったためとりいれられず、無私の愛だの利他的だのと間違った形で教えを洗
脳されたため、まるで武器を奪われた百姓一揆の農民のように抵抗しようがない状態に置
かれていたことに気づいて、唖然としました。今は失った時間を取り戻そうと色々なこと
に励んでいます。相変わらず新しい出版物が親から送られてきますが。
 
 数々の新鮮な情報に感謝します。驚きばかりです。金沢、レイ兄弟の話、夢中になって
読みました。あと、株だってダメっていってたくせにとか。最後に、支部からの指示で巡
回監督たちに私達に謝罪するよう説得しに来たメンバーに金沢兄弟の疫病神笹山兄弟がき
ていました。つまらん情報の1つですが。その後交わり続けていたらどうせ私達は巡回監
督と刺し違え状態にされたのでしょうから、ただ単に面白がって参加しただけでしょう。
支部が彼を用いたこと自体でどんな組織かあらわしていると思います。どれほどメールが
送信できるかわからずに沢山書いてしまいました。では、失礼します。

《編集者より》
この投書は、3月に頂きましたが、冒頭に「抜粋でお願いします」とありましたので、投書者に確認のメールを差し上げました。全文を公表して構わないというお返事を頂きましたので、原文のままで全文を掲載させて頂きました。全ての人間集団の常として、エホバの証人の社会にも内紛は後を絶たないようです。この例はあなたも指摘しているように、レイ・フランズや金沢氏の例と同様、会衆内の内紛の対処や「裁き」が、いかに指導部の個人個人の気分と主観的な見方で、一貫性や公正さを欠いたやり方で行なわれているかをよく示していると思ったからです。「一致」を強調するものみの塔の組織が、信者の実際の死活を左右する紛争の調停に「一致」が全くないのは皮肉と言えるでしょう。