「我が家の一大事」−姉を証人に持つ方より

(3-29-04)


はじめてお便りいたします。39歳の男性です。
私の実姉が、信者であったということを1ヶ月前ほどに初めて知りました。
何故なら、姉から入会を勧められたからです。
直感的に姉はヤバイなーと感じつつも、「エホバって何だ?」から始まり、
このサイトを見るきっかけとなりました。
解説等が、少し難しいところもありますが、姉がどのような組織体に依存して
いるのかということを知りうるには充分な内容で、感謝しております。

その後、姉とは、これまで以上によく話し合うようになりました。
10年以上も前から、つかず離れずの関係だったようですが、半年程前から
本格的に信者として傾注してしまったようです。
予てから家庭内での悩みがあったようですが、適切な相談者もおらず、一人
悩んでいた隙間に、エホバが介在してしまったのではないかと推測しています。
今では、妙な自信が付いてしまい、「もうメソメソしない、私には確信できる
道理がある」と言っています。
心をエホバに置いておけば、普段の生活の煩悩に振り回されることがないので
しょう。
姉は、私の知識が多いことに驚いていましたが、本サイトに紹介してあるような
ネガティブなイメージには否定的です。
当然といえば当然ですが、集会所の地域性はあるのかも知れません。
姉の夫は信者であることに反対であり、私を通して知り得た実父母も反対の立場
です。もちろん、私もですが。
でも、一筋縄ではいかないことが、この1ヶ月でよくわかりました。
姉は、相当に本気(完全に洗脳されています)です。
姉ひとりだけの問題であれば見限る時期もくるのでしょうが、姉が子供達まで
巻き添えにしており放任できません。

自分自身どこまで姉と向き合え、どのくらいの時間が必要かはわかりませんが、
あきらめずに話し合うしかないようです。
我が家にも、えらい問題が舞い込んできたなという印象は拭えませんが、この事
件がきっかけで、ひとつだけ良い事がありました。
私が妻とよく相談するようになり、夫婦としての結束が強くなった気がします。

このサイトには、当面お世話になることと思いますが、何らかの変化がありまし
たら、またご報告させていただきます。今後とも、よろしくお願いいたします。

《編集者より》
家族がエホバの証人になると、最初はかなりのショックがあり、感情的になって早まった行動に出ることがあります。あなたが予備知識を得られ、冷静に話し合いを持つことができることはよいことだと思います。いきなり批判的な情報や、ネガティブな評価を口にすることは、逆効果になります。お姉さまが10年以上も活動をしてきたとすると、そう一朝一夕に変わることはありません。先ずは、結論を急がずに、お姉さまとのよい関係を保ち、お互いに打ち明けて話し合える関係を築いていくことでしょう。その中で少しずつ疑問を投げかけながら、自分で考えさせるのがよいと思います。その後の進展を教えて頂ければ幸です。


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