「20年間熱心にエホバの証人をしていました」

(3-8-04)


かつては熱心にエホバの証人をしていました。
20年間、エホバの証人をして、開拓奉仕、
奉仕の僕、長老も経験しました。
5年ほど前から不活発になっています。
自分のほうから交わらなくなったのです。
もうイヤになったからです。
 
私がバプテスマを受けたのは、1979年の
夏の大会でした。当時、21歳でした。
まだ当時は自分の人生の目的を探しており、
これこそが真理だと信じて疑いませんでした。
熱心に補助開拓奉仕をし、1年後は正規
開拓奉仕を行い始めました。
 
その後、奉仕の僕になり、約10年間会計の
奉仕をしていました。その後、長老になり、
約7年間奉仕をしました。その間、RBCの
建設奉仕の自発奉仕の部門監督や救護の
部門監督を担当したりして、かなりこの組織に
貢献してきました。
 
私が長老の資格を失ったのは、6歳になっていた
長男が不祥事を起こしたためでした。
王国会館で不品行を行ったのでした。
その後、自分でなんとかがんばって長老の資格を
失って1年後に奉仕の僕には再びなりました。
しかし、また同じ子供が小学校3年生のとき、
学校の友達とおもちゃのピストルで遊んでいたことや
友達のお金を盗んだりしたことがあったので
当時の会衆の長老に相談したところ、
巡回監督に相談し一方的に奉仕の僕を下ろされました。
 
その間の会衆の人たちの視線や周りの兄弟姉妹の
視線は冷たいものになっていました。
正直言って、この20年間はいったいなんだったんだろうと
思います。あれほど真剣にやったのに1914年の世代の
解釈も1995年に変わるし、生活の保証もないままに
家族を抱えながら今はあくせくしているところです。
エホバの証人とは関係ないところで、ネットワーク
ビジネスもやっています。5〜6年前に会衆の人に
広げたら影でいろいろと言われましたから・・・
 
もう5年前になります。集会に行かなくなったのは・・・
 
自分の20年間を返してほしい・・・と思っているこのごろです。

《編集者より》
あなたの20年間は誰も返してくれないでしょう。でも、あなたは他の人の20年間を守ることは出来ますし、後に残る証人たちの年数を20年よりももっと縮めることはできるでしょう。あなたのように、組織のかなり指導的な地位まで達した人は、組織を出た後でも出来ることは幾つかあると思います。他の人々がやっているように、組織を内側から見てその内情を公開することは有意義なことであり、犠牲者を少なくすることに役に立つでしょう。過去を悔やむより、これから何が出来るかを前向きに考えて下さい。


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