(11-25-03)
はじめまして。32歳の主婦、元2世信者です。 「エホバの証人のある一家族の現状」の投稿を読んで 私自身の経験ととてもよく似ているので驚きました。 私の母も私が「もう集会には行かない。聖書の勉強をしたくない」と言ったとき 同じ様な状況になりました。 泣きわめいたり、トイレに閉じこもったり 祈り続けたり、そういう姿をあからさまに見せつけて 家族を混乱させました。 私がしばらくの間、罪悪感にさいなまれたことは言うまでもありません。 集会に行かなくなってから、前よりもっと 母とはよく激しい衝突を繰り返していました。 いわゆる思春期の「反抗期といわれる時期」でもありましたので。 きっと「サタンの影響」と言われていたでしょう。 自分自身では いままでの溜まったものが吹き出した、という感じですが。 先日、父(未信者ですがとても母に理解のある人です)に 「おまえはよく母さんと衝突していたよなあ」と言われました。 「だってうちは普通じゃなかったでしょ」と答えたら 父は苦笑いしてそれ以上何も言いませんでした。 (こんな会話母には聞かせられません) 父が、私達の「2世であるが故の苦しみ」を どの程度理解しているかは分かりませんが 全く手放しで容認していたのではないのだな、と 分かって少しホッとしました。 今も何も知らずに、親からによる独特の価値観の中で 苦しんでいる子供達がたくさん居ると思いますが 両方を冷静に見ることの出来る大人が身近にいますようにと 心から祈る気持でそう思います。
《編集者より》
ありがとうございました。このように、エホバの証人である複数の母親が、申し合わせたように理性を失って半ば狂乱状態になるという事実そのものが、いかにものみの塔協会の教えが、人の心を「狂わせる」かを見事に物語っています。「エホバの証人のある一家族の現状」の投稿にも書きましたが、今後もますますこのような報告を蓄積して、ものみの塔のマインドコントロールの実態を世間に広く訴えて行きたいと思います。