「”エホバの証人”もう昔の事」

(10-18-03)

拝啓 村本様
 
お忙しい日々をお過ごしの事と察してはおりますが、どうしてもメール送付を致したくボードに手を置きました。
 
時々、こちらのHPを拝見し”嘆き”の念に駆られています。   それと言うのも、ものみの塔によっての被害者
の今だに多い事です。
 
立ち直った方々も多かれ少なかれ”傷”を負っていること・・・無論、僕自身も例外ではないのですが・・・残念です。
  
人間が、作る組織で一番始末がわるいのが”これ”つまり「宗教組織」ではないでしょうか・・・そして、”人間の性”が
はっきりと出るのもこの宗教組織が群を抜いているようです。 嫉妬 ・ 欺き ・ 軽蔑 ・ 嘘 ・ 差別 ・ etc 
 
彼らと付き合い始めて1ヶ月もすると「あれ?」と思える不審が芽を出すのですが「唯一の神が用いる!」などと言うタイト 
ルに惑わされてしまうのです。 それと”仲間に”と言う意識につられてしまうようです。
 
気が付くと「バプテスマ」(浸礼儀式)???そして、大会で前に立たされて司会者の「ハイ とはっきり言えますか?」との
質問に つい「ハイ」なんて言ってしまいます。
 
そしてからは”地獄”の日々の繰り返し・・・兄弟(姉妹)など呼ばれ・・・後を押され、引っ張られて・・・この頃になると「あれ」
??などと言う感情を”打ち消せる”術も知らずに身に付いていて⇒洗脳完了
 
野外奉仕 ・ 神権宣教学校、奉仕会の割り当て ・ 実演の割り当て ・ 会衆の組織の割り当て ・ 寄付金の都合
(それとなく後押しされる) ・ 他の人と比較される重圧(親子共々) etc 
 
今でこそ冷静にこんな事を言ってますが 現役の頃は必死だったのです。 体を壊したり、家族崩壊したり、日本人であ 
りながら、そうで無かったり(隣近所の付き合いも浅く、選挙も無視、お祭りの寄付も無視、神社改修費徴収も無視・・
子供に柔道、剣道は絶対させない、生徒会関係も無視)・・・・。
 
今から思うと、やめるべき理由となる場面は幾度と無く見てきましたが・・・すぐにやめられないのがこれ・・・兄弟元気が  
無いねなどと言われ、無理に作り笑いなんてしたり・・・。
  
父は、恐ろしく強靭な迫害者で、僕は家を家族共々追い出されましたがその父も普通の人間に戻った僕を見ること 
も無く、重い病の床で息を引き取りました。 母が言う事に、僕に対しての父の”落胆”は言葉に出来ない程・・・と言  
われ 今だに僕が寿命を縮めてしまった・・と言う自責の念に駆られます。
 
     結論 ⇒ ものみの塔に関係する事は”罪”です。 当事者は、無視したり打ち消しちゃったりいたしますが 皆が  
           心配し腐心しているんです。 それを、サタンの手先だなんて思ったりして・・・。
           
           これは、締め切った部屋で練炭で暖をとるが如し・・・暖かい暖かいと言いながら、一酸化炭素中毒で
           知らずに命を落としてしまうようなもの・・・。
 
           この状況に悲しんで打ちひしがれるのは”ものみの塔”関係者では無く 反対者だった”家族・身内”なの   
           です・・これは、罪と言うほかありません。
 
     ※追伸  このHPで僕は 生き返りました。 現在 父の後を継ぎ家業に勤しんでいます。 友人、家族、近所の
           皆さん、親戚・・・みんな、かつて僕を白い目で見ていた人ですが”今”は何事もなかったように打ち解け 
           てくれております。(悔いがあるのは、父ともっと話したかっただけです。喪主は僕だったのですが、それは 
           慰めにもなりません。)・・・”エホバの証人”もう昔の事・・・でも、傷跡は消えません。
   
                                    最後に、村本さんありがとうございました。      敬具 

《編集者より》
エホバの証人を家族に持つ者にとって(それは多くの場合、夫や父親ですが)、家族のことを心底心配して忠告している時に「サタンの手先」とののしられるほど辛いことはありませんし、その異様なののしりは、エホバの証人の病的体質を深く心に刻み込むことになります。あなたのお父さんも、きっとそのような辛い思いを死ぬまで解消できなかったのではないでしょうか。あなたの体験談が、いわゆる「未信者」の反対者を持つ家庭で、反対者に対する態度を見直させるきっかけになることを希望しています。