ヒゼキヤのトンネル、ヘンシェルの追悼記事

(9-12-03)


ヒゼキヤのトンネルが年代確定された。聖書の記述どおり、紀元前700年頃である可能性
がほぼ間違いないそうだ。この年代確定の方法が放射性炭素量の計測だった。トンネルの
底に穴を開け、地層に含まれている微量の植物遺存物の放射性炭素を調べた結果、ヒゼキ
ヤのトンネルが実在したと判明したのだ。JWは放射性炭素測定は信頼できないと主張して
きた。人類がわずか6000年前に登場したというアホな教理を護るためだ。しかしこの度の
ヒゼキヤのトンネルの年代確定は放射性炭素測定の確かさを示したと言える。なにせ聖書
の歴史記述を裏付けてくれたのだ。王手がまた一つ。話は変わるが、ヘンシェルが死んだ
のに出版物では今だに追悼記事が出ない。今や協会を牛耳っているのが統治体の成員では
ないと受け止めていいのでしょうか。一般の平信者たちは下がった給料からさらに寄付金
を取り分けてアルツハイマーが発生しているかも知れない統治体の老人を養っているのだ
ろうか。作り話で生活を危険な方へ曲げさせる詐欺師たちを。知識・知恵が豊かに提供さ
れても人々に善い啓発の恩恵を十分に与え得ない。人々の方が騙されている状態を愛し続
けるからだ。悲しい事だ。

《編集者より》
ヒゼキヤの水道のためのトンネルがエルサレムに保存されていますが、その年代測定の話は知りませんでした。ものみの塔協会は、放射性炭素による年代測定に関しては、自分たちの都合のよい年代はそのまま受け入れ、自分たちの都合の悪い年代には信用できないと、都合によって使い分けているのだと思います。ヘンシェルの追悼記事ですが、ものみの塔誌8月15日号の最終ページに出ています。もっとも私の手元にあるのは英語版のものみの塔誌で、日本語の方は確認できませんでした。日本語版でも同じ8月15日号に掲載されているかご確認下さい。


読者の広場インデックスに戻る