「”良心の危機”の本、読み終えました」

(7-3-03)

 どう表現してよいのでしょう。「やるせなさ」だけが残った、そんな感じです。衝
撃、動揺、混乱と言った類の感情は、読み進むうちに無くなっていました。何も知ら
されていなかった「現実、真実」を直視しなければ、という思いで後半を読み終えま
した。
 
 ここしばらく体調不良を理由に集会を休んでいます。姉妹たちから、ほぼ毎日のよ
うに優しい気遣いの電話、メール、手紙、花束、手作りのおかずが届きます。私の
「幻滅、失望」の対象は、あくまでも組織であって、優しい姉妹たちではないことが
心の苦しさを増しています。

 臨床心理学を学んでいる姪っ子(未信者)に、全てを吐露しました。仲間に打ち明
けたら、最悪の時どうなるかも含めて。以下は、姪の返事です。
   『姉妹たちはエホバでつながっているから、そのような優しさや気遣いを示せる
のか?悪事を働いての排斥ならともかく、教義に疑問を抱いて排斥になった人に対し
て即、絶交できるって事は、会衆の中に本来「人間」が持っている、人同士の愛情と
か信頼とかは無かったのではないか?神やイエスが教えた「愛」はその中にあるのか
?単なる「組織上のつながり」しか感じられない。私はそこ(組織の規則に従ったい
わゆる”友達”というか”仲間”の作り方、その関係の絶ち方)に疑問を感じるし、
魅力を感じない。』
 『事実を知ってしまった個人はとても辛い思いをして苦しんでいるのに、そのわけ
のわからない組織は安泰で、未だ何も知らされずその組織を信じきっている沢山の人
がいる、って事に理不尽さを感じる。』
 『でも、仲間に真実を言うのはやめて欲しい。そうする事に、精神的にも身体的に
も何のメリットもない。真実を知らない人は知らないが故に、「組織」を「神の組
織」と信じ、心の拠り所として確たるものが存在してるのだろう。それはそれで”悪
い”とか”間違ってる”とか言って正すべき事でもないような気がする。人が信じて
いるものとか、心の中にあるものについては、極端に言ってしまえば、他の人はどう
関わることもできないと思う。』

 心からの感情移入をしてくれて、誠実に受け答えしてくれる”姪”の存在は、今の
私には有難い。今後の身の振り方(大体、決めてはいるんだけど)時間をかけて慎重
に考えます。組織が隠し通している「真実」を公開して下さった村本さまに、心から
感謝しています。また投稿します。

《編集者より》
これは、「真剣に考えています。いろんな事。。。」の投書を下さった方からです。よい姪の方を持ってあなたは幸せだと思います。私はあなたの姪の方がおっしゃることに、全て賛成します。会衆の中で直ぐに波風をたてることは勧めません。今後のことですが、時間をかけて、出来るだけ衝撃を避ける形で、自分の心に納得しながら進んで下さい。姪の方が、この問題の本質に洞察を持っているようですので、その方のアドバイスに従うのがよいかも知れません。自分の心が整理のついた後で、ゆっくりと後に残る姉妹たちのことを心配すればよいと思います。