「この経験があるからがんばれる。人生の成功者より」

(11-4-02)

 はじめてこのページを拝見し共感できる点がたくさんありましたので、書きたいと思います。
 
 私もいわゆる2世クリスチャンでした。今30歳になりましたが、高1(15歳)まで組織にいました。
みなさんの掲載を見て書きたいことが山ほどあり何から書くか迷っています。(笑)
隠すことも別にないと思うのでなるべく具体的に書きますので、もし問題があれば編集して
いただいてかまいません。
 
 私が行ってた”会衆”は 岡崎西会衆です。(愛知県岡崎市)
 私は物心ついたころから”集会”や”奉仕”に積極的に参加しいわゆる模範的なクリスチャン
でした。表面的には・・・・そういう子多いと思います。でも家は母親が先に入信してたので
子供としては拒否できないですよね、親が悲しんだりするのいやですし。仕方なくついていってたし
いい子でいようと思ってました。
今から30年前だとまだ”王国会館”にクーラーとかついてない時代で夏はほんとにいやでした。
また”集会”が夜あるからすごく苦痛でした。子供にとって夜の8時とか9時なんて眠くなって当然ですよね。
それで寝ちゃったりすると無理やり起こされて外に連れて行かれてたたかれるんです。懲らしめってやつ。
それを”長老”や”僕”が見てて集会が終わるとみんなの前で「○○君今日も寝てたね」と
笑いものにされてました。今考えたら小学校入ったかどうかの年の子が寝てて当たり前やろって思います。
 
 高学年になって部活を選ぶときも”王国を第一に”のためにソフト部に入りたかったのをあきらめ、帰宅部でした。
中学で野球部にも入らせてもらえず、英会話部というやりたくもないことを耐えました。
 でも人間って素直っていうか、正直ですよね。自分の気持ちには蓋はぜったいできない。
表面的には模範的でも隠れて逆らうようになりますね。私の場合はワルとつるんで中学の時には
薬以外の悪いことは”世の人”よりやりつくしたね。また自分で言うのもなんだけど2世の子達は
使い分けがうまいわけ、”証人向け”と”世の人向け”のさばきかたがうまいから絶対ばれない。
 だけどどうしてやめたかというと、たまたま”長老”とけんかして集会に行かなくなったのがきっかけで
かんぜんにはなれました。父親は4年くらいやりましたけどやめて今は信仰せず母親と姉がやってます。
 私もやめた当初はその人のことがいやでしたがこの宗教のことは肯定的でした。考え方はまちがってないと
思ってましたしエホバの存在はあるのではと思ってました。あたりまえですよね、気がついたらサタンだの
楽園だのっていう環境でしたから。体に染み付いてますから教えが・・・・
 今結婚してますが結婚するときには嫁には以前のこういったことは隠してました。で、結婚した後に
カミングアウトしました。彼女の両親にはまだですけど・・・もう7年たつのに・・・
今は集会にも行ってないし勉強もしてないけど染み付いてますから宗教的には中立のつもりでも
嫁と思想的なことで話しているといつのまにかエホバをかばってる。恐ろしいですね。
 何をいいたいか、分からなくなってきたけど(すいません)何となく分かるのは・・・
学生持代好きなことができず悔しい思いをした、その事をマイナスになるべく考えずやってきたのが
よかったかなって思います。怒ったり恨むのはいくらでもできるけど、いつまでも言っていても何も変わらないし・・・
 その分仕事を人一倍やってきたし、これからもやってもっともっといい思いをしたいです。
のんびりやってたらこういう負けず嫌いにはならなかったと思う。また成功もしてないと思う。
 うまく書けなかったけど2世の人たちは人生半分損してるんだから社会人になって取り返さないともったいないよ。
わかるよね、みんな
 
 編集者の方ぜひこの投稿に対してご意見ください。またもし掲載されたら2世の方の意見まってます。

《編集者より》
これも二世の人生をよく描いた、よい手記だと思います。ありがとうございました。共通するのは、やはり思春期になってみな、「目ざめ」が起こること、そしてそのままあなたのように離れる人と、その後また組織に舞い戻る人とがいるようです。当然ですが、早くに出られた人ほど後遺症からの回復は早いようです。しかし、あなたもその中に入ると思いますが、子供の脳の発達に最も重要な時期にエホバの証人の教えを嫌と言うほど頭の中に叩き込まれていますので、それがいくらたっても頭から抜けないというのも共通の体験のようです。いずれにしても、あなたの人生と同じような人生をたどった人が沢山いて、その人たちも同じように苦労していることを知れば、もっと勇気が出てくるでしょう。ますます、このような方々が体験を分かち合うことを期待しています。