(10-21-02)
「自然消滅をしてもうすぐ丸6年になります」の投書をさせていただいた『おばさん』 です。 村本様の心温まるご返事に感謝いたします。とても嬉しくて涙が出ました。本当にあ りがとうございました。 「エホバの証人時代の気持ちを清算して新しい人生を踏み出すことで病気のほうも消 滅する可能性も十分あると思います。希望を持ってください。」この言葉を何度も読 み返しました。 エホバの証人時代の気持ちを清算する・・・パソコンの「ゴミ箱」を空にしてもハード ディスクには記録が残ってしまうのと同じように、過去を完全に消したいと思っても それが出来ないことは承知してます。それで傷を負ったことによって少しばかりの知 恵に変え、人として成長して行こうと考えました。(偉そうに書いてますがまだまだ 未熟です) 新しい人生を踏み出す・・・アリストテレスは「習慣とは繰り返された運動」であり、習 慣が人間の性格や品性を作ると言ってます。習慣に早くから配慮したものは、おそら く人生の実りも大きく、習慣を侮ったものの人生はむなしいものに終わってしまいま す。習慣は日々の積み重ねですから、それがよい習慣になってしまえば、その後はつ らいとも面倒だとも感じなくなります。よい習慣を体で覚え込ませればよいのです。 ←これは『生きかた上手(日野原重明著)』という本に書かれているものです。共感し ました。人として自分のためと家族のためによい習慣を見つけて心と体で覚えていこ うと思います。 病気のほうも消滅すると思います・・・症状がとても軽くなってきました。エホバ由 来のストレスが減ってきましたので食べることで解消することが極端に少なくなって きました。血糖値が安定してきましたし、血圧も正常範囲になりました。2ヶ月も経 たないのにすごい変化です! 希望を持ってください・・・この言葉は本当に嬉しかったです。エホバの証人時代の 希望は聖書に基づいているのかさえ疑わしいもので、幾度となく変更されたり先延ば しにされたりしたものでした。わたしの持つことの出来る希望は私自身のもの。わた しが自由に決めるもの。宗教に邪魔はさせません。 村本様、お忙しい中このように有益なホームページを続けてくださり本当に本当にあ りがとうございます。
《編集者より》
世の中に暗いニュースが多いので、希望を持てと言われてもそんな気分ではない、という人も多いのですが、あなのおっしゃるように、希望は個人のものと割り切れば、世界がどうなろうと希望は持てます。ナチスドイツの強制収容所の中で、絶対に希望の持てないように思える場所と時にでも、希望を持って生きる人はいました。ものみの塔のように世の中が悪いからといって、希望を先延ばしにすれば、ますます希望はなくなり、ますます世の中が悪く見えてきます。一人一人の心の中から光を灯していくべきでしょう。いずれにしても、あなたの希望が伝わってくるお便りをありがとうございました。