投稿「キリスト教の起源」についてに関して本の著者より

(9-23-02)

キリスト教の起源について」という題名の投稿が掲載されているのを拝読いた
しました。私(やすいゆたか)の『イエスは食べられて復活した』(社会評論社)
ついての紹介がありました。こういう形でも紹介していただくのは大変ありがた
いことと感謝いたしております。
 ただ学術的な根拠があるか、センセーションを狙ったものか判断がつかないの
でコメントを控える旨編集子のコメントがありますが、こちらのホームページも
ありますし、参照してみてください。著書もなんでしたら無料でお送りします。
 この「聖餐による復活仮説」は社会思想史学会でも発表しましたし、梅原猛先
生には拙著『キリスト教とカニバリズム』に帯書を書いていただきました。宗教
学者の山折哲雄先生は「その通りと思います」と葉書で感想を寄せてくださいま
した。キリスト教徒は、礼拝ごとに「主の聖餐」を行っていながら、本物の主の
肉と血に対する聖餐は頭から否定します。しかし福音書の記事をしっかり読めば、
イエスがエクソシズムを決断して、イエス教団を立ち上げ、宗教的カニバリズム
を決断して復活を演出した経緯がわかります。そしてそこに大いなる生命の循環
と共生の思想を先取りした「命のパン」の思想があり、これが今後の宗教的対話
の基礎になるものとして、現代的意義を持つことが分かっていただけると思いま
す。

《編集者より》
これは福音書の解釈に基づいた議論なのでしょうか、それともあなたの説を支持する別の史料があるのでしょうか。私もキリスト教を含め、全ての宗教の起源に深い興味を持っておりますので、機会がありましたら是非著書を読ませてください。