(9-19-02)
はじめまして。わたしは50代の主婦です。本当は現役のエホバの証人と書かなけれ ばいけないのでしょうが、書きたくありません。ごめんなさい。 10年ぐらい前から体調を崩し6年前に病気が見つかりました。生活習慣病と更年期 障害とそれにともなう自律神経失調症です。その時これで集会や野外奉仕を堂々と休 む理由が出来て正直嬉しかったです。でもクリスチャンとしての良心がとても痛みま した。3ヶ月前にパソコンを購入するまではそんな気持ちが5年半続きました。そし てこの3ヶ月JWに関するホームページをむさぼるように調べました。こちらのホー ムページもよく拝見させていただきました。そのおかげでJW組織の実態を知ること が出来ました。そして9月1日夫や子供たちに「お母さんはJWを辞める」と宣言し ました。 家族はみな喜んでくれました。夫には長年夕飯を一人ぼっちで食べさせてしまったこ とや、集会や大会で家族の娯楽がもてなかったことを詫びました。子供たちには無理 やり集会や野外奉仕に連れて行ったことを謝りました。理不尽なムチをしてしまった ことも。みな快く許してくれたので涙が出ました。 病気を理由に自然消滅するのが一番良いかと思い心を切り替えました。偶然病気が見 つかったのでこのような形をとることが出来ましたが、もし気づかなかったらわたし の心はどうなっていたんでしょうね。 おばさんの愚痴でした。聞いてくださってありがとうございました。
《編集者より》
あなたは、私が他の方に勧めている「自然消滅」を行なって見事に成功した例だと思います。残念ながら実際に病気になってしまったのはお気の毒ですが、「生活習慣病と更年期障害とそれにともなう自律神経失調症」というのはいずれも重症の病気ではなく、半分は環境から来る身体的問題で、エホバの証人時代の気持ちを清算して新しい人生を踏み出すことで、病気の方も消滅する可能性は充分あると思います。希望を持って下さい。