「瓦解の兆し」−会衆の士気の低下について

(8-6-02)

私の会衆では長年、主宰監督が独裁的に振舞ってきました。
しかし、その権威も衰えています。

今日若い奉仕のしもべの兄弟が、奉仕の最中にお局開拓者姉妹
と声を荒くしての大喧嘩をしたそうです。お局は長老に知らせ
る、と言ったところ、その兄弟はいつでも相手になってやると
いうようなセリフを吐いたそうです。

若い二世の人たちは不活発になったり、この会衆に見切りをつ
けて「必要の大きな」会衆に逃げたり(どこへ行っても同じだ
けど)、長年開拓者として働いてきた姉妹たちもどんどん開拓
奉仕を離れ(ここ一年の間に開拓者数は8人減少。また次の巡
回訪問で言われるぞー)、集会への出席も定期性を失ったひと
が多い。

結局組織は、自分たちの面子だけのことしか考えないやり方を
押し通してきて、自分たちの縮小を招いてきたのです。我々の
信仰が弱いのではありません。自分たちの振る舞い、やり方が
会衆に幻滅を感じさせてきたのです。しかし組織はなおも強圧
的にわれわれに奉仕や集会への出席を要求してくるでしょう。
我々の信仰に問題があるかのように責任を押し付けて。だが我
々はもう限界なのです。老人や病人は一ヶ月に15分働くだけで
も報告できる、というように方針を変更して伝道者の数字を増
やすことに成功しているが、そんなものは悪あがきです。

これまで協会は、ろくに聖書の勉強をしない人でも、それなり
の年齢と風采があればそれだけで長老に任命してきました。結
局、年齢序列で物事を進めて来たために、聖書の方針からかけ
離れた状態になったのです。もちろん、村本さんも、この投稿
を読まれる方々も、若造が要領だけで長老になってキンキン声
で偉そうにしているのを不快に思っておられることでしょう。
しかしキリスト教徒としてのポテンシャルは単に年齢だけで判
断してよいのではありません。まず、聖書にしっかり精通しな
ければキリスト教のやり方は実践されないのです。

他の会衆はどうか知りませんが、うちでは新しい巡回監督が来
て最初に発せられる質問は「何歳か」ということです。イエス
は30代でした、というと意味不明のジャパニース・にやにや笑
いをします。エホバの証人の第一の関心は「序列」なのです。
努力せずに、えらいさんになるためには「年齢序列」に頼るし
かないのです。誤解されるかもしれません。私がこういうのは
若い人たちが成り上がれることを望んでいるのではなく、もっ
と中身のあるクリスチャンが世話役になるべきだということを
言いたいのです。

このHPを調べておられる協会のチームの人に言います。
もう大会で何を言おうと、どう脅迫しようと士気の低下はこれ
からも続きますよ。我々のせいではありません。あなたたちの
霊的なありさまがあまりにも低く、きわめて世俗的、ニッポン
的だからです。本気でキリスト教を擁護する宗教を打ち立てた
いなら、あなたたちとあなたたちの師匠(神?)に退陣しても
らうしかありません。これは本当です。

《編集者より》
エホバの証人の間での士気の低下はどこまでが、国により、会衆によるのか、と最近考えています。日本のエホバの証人が1990年代の前半までに比べると大きく士気が低下しているというのは、世界的にも有名ですが、これは日本の会衆に共通のことでしょうか、それとも一部の会衆に限られているのでしょうか。こちらアメリカでも、大部分の会衆は士気の低下を隠せないようですが、特殊なグループを対象にした会衆(外国語会衆、移民や難民を対象にした会衆)ではある程度の盛り上がりがあるようです。また、教育や情報の行き渡っていない第三世界のエホバの証人たちは、未だに活発に活動を続けており、日本やアメリカの士気低下に嫌気をさした開拓者が、国外へ出ているようです。これはアメリカのタバコ産業の策略と酷似しています。アメリカ国内でのタバコの販売は、大衆の健康への注意が行き届いた結果、年々急低下しているのに対し、第三世界では未だに成長を続けており、タバコ産業はそちらに主力を注いでいます。日本のタバコの売れ行きがどうなっているのかは知りませんが、私はものみの塔宗教も、タバコ産業と同じように今後もアメリカや先進国では低迷して、そのはけ口をますます第三世界に向けるだろうと思っています。従って日本やアメリカで「瓦解」しても、組織としてはまだまだ生き残れるでしょう。