「離れて6年目です」

(6-2-02)

組織とは、主人の単身赴任を期に、仕事をすることで
距離を置き、今年で6年目になります。
 子供達が思春期にさしかかると共に
組織の、締め付けが、厳しくなり、精神的な成長に
不安を感じて、それが離れるきっかけとなりました。
 今は、落ち着きましたが、1,2年は、子供達は
今まで、教えてきたこととの、ギャップにずいぶん苦しみました。
 自分のしたいことを、してもいいのだろうかという、不安です。
組織は意識させずに、思考をコントロールしていたのだと
そのころになって、初めて意識しました。
そのくらい、巧みです。
 今は、元姉妹と、メールで愚痴ったり、励まし合ったり
しながら、お互いにずいぶん、回復しました。
 その間、結婚式や、葬儀もありましたが、心配したほどの
とまどいもなく、適応できました。
 葬儀に関しては、組織は偶像崇拝と結びつけて、
警戒を促しますが、葬儀に参列する動機は
故人の生前の親切に感謝したいという思いが
大きかったのを、覚えています。
感謝の気持ちが大きいと、自然と霊前で
合掌してしまうものだと、改めて思いました。
 まだ、時々不安な思いが、交錯することがありますが
時間をかけて、回復していきたいと思っています。
 一世でも、こうですから、二世の皆さんはもっと大変な、思いを
しておられるのだろうと思います。
 自分のできる範囲で、まず、回復途中の元姉妹の支えとなって
いけるように、良き話し相手になりたいと思っています。
 今は、自分の時間も十分に持てるようになり、とても充実感を
感じています。
 ただ、時々、時間に追い立てられる焦燥感に駆られるのは
多分、あのころの、後遺症ではないかと思います。
 深呼吸して気持ちを落ち着ける事も、覚えました。
どうぞ、組織を離れる決心をした人たち、
ゆっくりと焦らずに回復の道を進まれるよう、望みます。
 いつも最新の情報を提供してくださる、村本様に、
感謝しています。
 まだ、時間はかかりますが、着実に回復していきたいと
思っています。

《編集者より》
文面から察すると、あなたは断絶や排斥ではなく、仕事を理由に不活発になってそのまま活動をやめたのではないかと思います。私はこれが最もトラウマの少ないエホバの証人のやめ方であると思い、多くの方に勧めてきました。この方法ですと、ゆっくりと気持ちも整理でき、新しい生き方を徐々に切り開くことができるようです。あなたの体験談も、そのことを裏付けているように私には思えました。そしてこのような場所で自分の体験談を述べて気持ちを整理したり、同じような元証人との交流を経て、きっと充実した心のリハビリができると思います。このような体験談はきっと後に続く人々に大きな参考になると思います。今後ともよろしく。