「33年と3ヶ月で起きた真の奇跡」−「静かなる嵐の息子」

(4-2-02)

題 : 33年と3ヶ月で起きた真の奇跡
偽名 :  静かなる嵐の息子

ご無沙汰しておりました。
以前、 「元エホバの証人二世からのエホバの組織に対する疑問」(99年1月13日付)
で投稿させて頂きましたJW元二世です。 当時の私は“元” という立場になって5〜6年経
っておりましたが、自分が抱えていた組織への疑問や怒り、恐怖感等に強く悩まされて
過していました。 自分は、普通の世界へ飛び込んだもの、回りの人や会社の仲間になか
なか解け込めず、いつも気持ち面で “みんなとは違う考え方”、“変った感情” を持つ自分
に苛立ちすら感じていました。

上記投稿を提出させて頂きましたきっかけは、自分が初めて ウェブ検索で “エホバの証人”
という文字 を入れてみた結果、最後にこのサイトにたどり着いたのです。  当時の自分と全
く同じような元証人、元二世、また 元証人が持つ悩みを理解し、励ましてくださる一般の方々
の投稿を目にしたときの興奮と喜びは、今でも表現しきれません。 結果として、当時は 5〜6
年我慢し脅えながら生きてきた自分の気持ちと組織への疑問、怒りなどが一気に爆発して
投稿させて頂きました。

あれからまた数年が経ち、ここでは自分と同じ経験や背景を持たれる数多くの方々が、
自分と同じような疑問と悩みを持ち、ここで現役の方や聖書に詳しい方に意見を求められ、
またその回答や案等が返されてきたのをずっと目にしてきました。  組織の実態、統治体の
実態などを暴露し、あらゆる意見や体験などが数多く投稿され、自分が且つて抱えていた
恐怖感や疑問などの回答が少しずつ見つかり、気持ち面でも徐々に安らぎを取り戻してい
く自分に気付きました。  自分は、JWを去ってから “この世” のごく普通の会社に勤め、
ごく一般的なサラリーマン家族で育った箱入り娘と結婚し、現役の親とも離れて生活してお
りました。  自分のような元二世としては、妻にすら相談できず、このようなサイトに出会って
いなければずっと自分の持っていた恐怖感に脅えながら暮らしていたことと思います。
インターネットが普及していく世の中では、あらゆる情報が簡単に手に入るようになり、
このようなサイトからも多いに励みや有益な力を受けられる方々は、まだまだ数多くいる
どころか、これからも益々増えていくのではないかと思います。

今年になり、JWを去ってから14年〜15年経ち、自分も33歳となりました。  つい最近、
久しぶりに両親と合うきっかけがあり、そこで親が重要な話しをしたいとのこと、聞いて
みるとJWの無秩序、騙された経験、怒り、不満、疑問などを一気に聞かされました。
ずっと数十年にも渡る “忠実な僕” であり、日本でもJWとして非常に古いメンバーの
一員であるお袋や、米国では長老まで努めていた親父から、JWを去った、許せない、
との話しを聞かされたのです。  当然のことながら、自分が幼い頃からJWを強制的に
強いられてきたことへの親に対する恨みは一切ありませんが、いざ親までも、という
現実に気付くとやはりショックはショックでした。

私の両親がJWの実態に気付いたのは、自らの経験と調査によるものでした。
ある程度回答が選られ確信を持ったとき、親はなんと私がずっと愛読してきたこのサイト
で私が気付かなかった偽名で投稿までしていたんです。  尽きましては、今回の
自分の偽名を “静かなる嵐の息子” とさせて頂きました次第です。

私は 33年と3ヶ月経った自分の人生の中で初めての、まさにこれが “真の奇跡” を
見ることができたのです!   自分がこの世に生まれて以来、初めて親と何でも腹割って
話すことに多いに喜びを感じております。   また改めて、自分がこの親から産まれ、
育てられてきたことに誇りを持ちました。

JWの組織は、単なる風習だとかトラディションだとかで活動する人はいません。
誰もが真なる真理、真実だと思って頑張っておられます。  でも、本当に冷静な目、
考えを持ってJWを見つめると、少なくともここ5年ぐらい前からは回答が非常に解り
やすくなってきているはずです。  それは、日本で普及したJWが年月を越え、よう
やく隠し切れない実態を見せはじめたこと、米国では何度も “世の終わり” を
予告してきた事が外れ続けてきたこと、生涯強い信仰を示しても選ばれることの
無いと言われた JWの最高模範者、揺れ動かず者である統治体メンバーが現実
として 崩れ始めている、等など、ここ5年間の間に真の姿を暴露してきております。
それでも現役の方々は相変わらず事実を隠され、“外部” の人間とのコミュニケ
ーションを一切絶たれることによって気付かぬ日々を送っています。  これは実
に残念なことですが、JW現役の方々にも、恐怖感と罪悪感でブレーンストームす
るJWの組織にめげず、勇気を出して事実を見つめてほしいものです。  現に私の
親も勇気を出し、正に本当の  “真理” を見出したのです。

今からも益々実態が判明してくるであろうJWの組織、私の例からも明白ですが、
“元” の方々も引続き勇気を持ち、めげずに頑張ってください。   数十年忠実な
僕として生涯ささげてきた私の両親も気付いたのです。   これからのJWの組織
の事実も益々見えてくることだと思います。   私としても1日でも早く、一人でも
多く、真の救いを受けてほしいと思います。

有り難う御座いました。


静かなる嵐の息子 より、

《編集者より》
親子が別々に、自分で目覚めて組織を出ることになったというのは、あなたが「奇跡」と感じる理由がよくわかります。実に素晴らしいことであると思います。組織によって引き裂かれた親子の対話を取り戻し、親子そろって後に続く元エホバの証人たちのよき相談相手となっていただくことをお願い申し上げます。