「七転八起さんのご意見に賛同します」−断絶した元開拓者

(3-6-02)

七転八起さんのご意見を全部読んだわけではありませんが、「理性による神聖な奉仕」の投稿など読むと、
本当にごもっともとしか言いようがありません。
私、十年以上エホバの証人をしてきましたけど、開拓奉仕なんて言っても、自転車をこいでいるだけですよ。
家から家の奉仕のときも、べちゃくちゃしゃべって、なるべく時間を引き延ばし、最近ではみんな休憩時間だって、
しっかり奉仕時間にいれて涼しい顔をしています。
むしろ、路上の雑談で盛り上がれば、「今日の奉仕は楽しかった、ありがとうございました」って言って分かれる
し、さらに道端で深刻そうに話し込んでいる時は、たいてい尽きせぬ噂話か、仲間の悪口に花が咲いてる。
 
夏場なんか、自動販売機で缶ジュース二回も買って、公園や木陰で休みまくって、一日八時間奉仕しました
なんて報告するつわ者もいる。
健康食品にこるのが趣味みたいな人がみょうに多くて、芸術とか音楽とか文学とか、世で良い趣味と言わ
れるようなものでも、エホバの証人の間ではご法度です。
たとえそういう趣味を仲間内で、ほそぼそと楽しんだって、その仲間に入れない人にかぎつかれると、
「あの姉妹は世的だ、ぜいたくだ、誇りがある」と、こきおろされる。
 
彼らとしては、高学歴、高収入の人が好きなのに、どういう訳か会衆に迷い込んでくるのは、低学歴、低収入、
はっきり言ってしまえば、ビンボーで、バカでブス、おまけに性格が悪くて、世間で相手にされない人が
会衆に迷い込んでくる確立が高いので、なにか事あると、世の人より問題解決に手間取ってしまう。
 
エホバの証人の間の「ねたみ合い」って、けっこう激しいものが、あると思いませんか?
少しでもお金を持っていそうな人には、それとなくタカっていく人が多くなかったですか?
貧しい証人たちから、あからさまに「病気見舞い」や、「車の援助」を要求されませんでしたか?
感情が不安定で、はれものに触るように相手をしなくてはならない人が、妙に多くなかったですか?
長年証人をやってきましたという、模範的な証人ほど、我が強く、敬意を要求してくる人が多くなかったですか?
 
NHKの受信料は払ってないはずなのに、なぜかテレビの話題に詳しい兄弟たちがいませんでしたか?
国民年金の納入を免除してもらいながら、海外旅行にはしょっちゅう行ってる兄弟って、多くないですか?
つつましやかに装ってるつもりが、年甲斐もなく若作りだったり、不潔だったり、ダサかったりして、一緒に
いるのが恥ずかしい姉妹って、多くなかったですか?
 
仲間内では、エホバが怖いのではなくて、仲間が、仲間の目、仲間の口が怖いのです。
そのせいか、現在成員70名の会衆の中で、こっそりと抗うつ剤や睡眠薬や精神安定剤を飲んでいる人は
二十人はくだりません。
これは、本当です。本人たちから、私自身が直接聞いたので、間違いないと思います。
私もいずれああなる。この組織はなにかおかしい。
そう思って、奉仕時間を徐々に減らし、会衆から少しずつ遠ざかり、去年突然「断絶届け」を提出しました。
気分爽快でした。
あの世界は、異常です。
理性で行動している、自分の意志で決定したーーーみんな、幻想。そう思い込まされているだけ。
本当は、みんな心のそこで、おかしいって気づいているのに、行動する勇気がない。
 
かく言う、私も見切りをつけるのに、ちと遅すぎた。
                                
編集者どの---
初回の書き込みなのに、長くなりました。ごめんなさい。
現役で証人をしていた頃は、このサイトは決して見まいと決めていました。読んでみたいと言う
関心も湧かなかったんですよね、不思議と。
エホバの証人を辞めようかと思い始めたときも、「辞めるときは、反対者の影響でなく、自分の意志で、
自分の頭で考えて、きっちり辞めたい」と思っていたので、いっさいこの手のサイトは開きませんでした。
でも断絶して9ヶ月、すっかり気分も生活も落ち着いて、改めて以前の自分の生活を思い起こして
みようという気になり、初めてじっくり読んでみました。
そしたら・・・なんて、いい人なんだ、この編集者・・・
私なんか、「やりたい人は、勝手にエホバの証人をやってりゃいいじゃん」という主義なのに、
あなたは、ご家族への愛もあるとは思うけど、ほんとに真剣に彼らの問題を扱っている。
ちょっと、カンドーしちゃいました。
多分、反対者にもいろいろあると思うけど、あなたのような人こそ、ほんとの「エホバの証人」
なのかも知れないね。
あっ、ちょっと語弊がありますね、失礼。
でもまあ、体をこわさないように、がんばってください。

《編集者より》
まず、「編集者どの---」の部分について一言。奇妙な誉め言葉を頂き、ありがとうございます。私自身このサイトを通じて、人間的に成長できたと思っております。エホバの証人の実態を見れば見るほど、自分はエホバの証人には決してなりたいと思わないし、絶対に(という言葉は私は使いたくないのですが)エホバの証人になることはないと思います。ただ、エホバの証人に感謝しているのは、これだけ立派な反面教師はいないという思いです。つまり、エホバの証人を見ることで、人間の弱み、誤りが見事に見え、そのことで問題点が明確になり、何を問題にして何を改めていったら良いのかがだんだん見えてくることです。

それから、裏からあなたが見たエホバの証人の生活の実態は大変興味を持って読みました。特に「こっそりと抗うつ剤や睡眠薬や精神安定剤を飲んでいる人は二十人はくだりません」という部分は、今回の更新で掲載したエホバの証人と精神疾患との関係のニュースと記事との関係で興味があります。多分あなたのいた会衆でも心の病を持っていながらそれを隠していたり、心の病の出かかっている人がかなりいることを示しています。エホバの証人の世界の内部で増えている精神病の問題に関する重要な証言であると思います。