(2-25-02)
真実を求めつづけたい方へ 私の記憶にある大いなるバビロンの倒壊は、貴女と同様、すでに倒れたと思 っていました。 塔89 4/5 P7〜8の記述ではこのように書かれています『大いなるバビロ ンの一部で悔い改めようとしないキリスト教世界の僧職者たちは、エホバの 裁きの際に立つことができませんでした。彼らは世界大戦での、大量殺りく に加わった者として、又、真のクリスチャンを 迫害する者として自らの衣を汚していた。、、、、、、 加えて1919年までにエホバがキリスト教世界に対し、すべての偽りの宗教 に対して裁きを下されたことは明らかでした。大いなるバビロンはすでに倒 れ死刑を宣告されたのです。 それゆえ真理と義を愛する人々すべては彼女(大いなるバビロン)から出な さい』と。 ですから貴女のおしゃる1914年が1919年という年代の違いはあっても、大い なるバビロンがすでに、倒れていると考えている点で貴女と一致しています。 しかし村本さんの指てきされている通り塔1999年5/1 P17では偽りの宗教が 将来どのように攻撃され、滅びに至るのか描いています。ですから大いなる バビロンはまだ倒れてもいないし、ましてや滅びていません。新しく見解が 変わったのですね。 さらに驚いたことに、1914年に大艱難が始まった(大艱難は一瞬の出来事で はなく長い期間がありその最終部分で神の戦争ハルマゲドンの戦いがある) と以前教えられてきた事が塔1999年5/1 P14〜読んでみると、そうではなく 『大艱難は、始めから終わりまで、まだ先のことです』とあったんです。こ れも読んだはずなのに変更された事を覚えていません。 それに記事の内容も難しく一度や二度読んだ位では理解できません。教義に 付いていくのも容易ではないですね。 エホバの証人の油そそがれた人達! 平安と希望と救いを約束してくださ っている神の教えなら 人々の頭が混乱しないように、教義をわかりやすく 教えてください、そうしなければ小さい子供達や、高齢の人達、理解の出来 ない弱いものは、付いていけません もっとも私自身は生活の中で他のちいさな事に喜びをすでにみいだしました 村本さん、このHPにめぐり合えたことそれも喜びの中のひとつです。もしわ たしが協会に知られて叱責を受ける事があったとしても 、さらに排斥にな っても、このサイトが私の心強い味方です。
《編集者より》
この問題は、編集者の勉強不足であって、「真実を求めつづけたい方」とあなたの以前からの理解は間違っていないと思います。鍵は「倒れる」と「滅びる」の違いなのです。1919年にはバビロンは倒れましたが、まだ滅びるまでには至っていないというのが現在の協会の教えだと思います。今の「大いなるバビロン」の活動ぶりを見ていると到底「倒れている」とは思えませんが、いずれにしても、協会の解釈(というより協会の書いた脚本)では、バビロンは倒れてはいるがまだ生きていて、将来において滅ぼされるとしているのだと思います。恐らく、ラザフォードが1919年に「バビロンが倒れた」と言った時には、「滅びる」と「倒れる」とを区別していなかったのでしょうが、その後バビロンの勢いが衰えないので、話を合わせるために、ものみの塔協会は「倒れる」と「滅びる」とを区別してつじつまを合わせているのでしょう。しかし、実に難解なこじつけの解釈で、現役のエホバの証人の方々まで、このように混乱してしまうようです。