「666の獣は国連」だそうです

(2-21-02)

 以前、エホバの証人の布教で三度不愉快な目にあったことがあります。
 カルトとは、政治的動機が多々あり、他の宗教・宗派の教義を見聞きして
はならないと言うものだと思います。
 他の教義を聞いてしまったら、自説を流布すると言う政治的活動が出来な
くなりますからね。
 
 私は以前、ネットでヨハネの黙示録の話をついしてしまい、「12の星の
冠を持つ女をEUは自称したのだろう」とか「チェルノブイリがニガヨモギ
の意味ある名前だったのは驚きだ」と言ったことがあります。反応したのが
エホバの証人の方だったのです。何か特別な情報や考え方をもっていると思
わせぶりだったので、わざわざ質問して大失敗しました。
 布教を徹底的にされて人権侵害になりましたが、相手は全然反省していま
せん。迷惑になっていたとは考えていないようです。
 私、重度の鬱病患者なんです。アルコール依存症なんです。
 布教されたら断酒の妨げになるから迷惑だと言っても通用しませんでした。
 鬱病の治療を妨害したら、人権侵害問題なのですが、何とも思わないよう
です。
 秘密だが、といった上で、「666の獣の正体は『国連』である」と言わ
れてギョッとしました。
 モンロー主義、アメリカ至上主義を背景にした危ない宗教なんだな、とは
思いましたが、周囲はエホバの証人をカルトと考えている人がほとんどおら
ず、私の窮状に全然理解を示してくれませんでした。本当に参りました。
 歴史的背景を読んで、「やっぱり、ものみの搭の言葉の端々からわかった
とおりだったじゃないか」と非常に納得致しました。
 
 日本は文化的伝統として、神道、儒教、仏教の三宗教をもっております。
どんな国の歴史を見ても、宗教は大抵三重構造以上になっているようです。
 自国の文化、歴史、社会を理解するためには、最低三つの宗教を概略を哲
学・学問として学んでおくべきですが、それ自体をエホバの証人のようなカ
ルトは拒否します。
 それでは、社会から必ず疎外されてしまう。
 アメリカのアングロサクソン・キリスト教圏のみのようなわかりやすい社
会だけなら、生きていけるかもしれませんが、どうやって日本社会を全否定
した上で、日本で生きていけるのでしょうか。
 
 己の宗教を否定する人のやっていることは人権侵害でしょうが、自分が人
権侵害した結果を批判も許さないと言うのは、あまりにも変です。
 
 「見えざる支配者」という言い方で「サタン=国連」と暗示しているんで
すね。
 それなら、「サタン=アメリカ」のほうが、日本の民族宗教・神道的考え
方だともっともらしいんですがね。
 アメリカは見えている支配者であり、国際社会を正当に支配するものと言
う考え方から、国連は邪魔なんでしょうね。
 
 儒教と仏教だと、中庸こそ肝要であり宗教の根本思想なのですが、新約聖
書の四福音書以外はキリスト教のためにキリスト教には要らない、害になる
と私は思ってしまいます。特に黙示文学である、ヨハネの黙示録は省くべき
だと思いますね。
 ここまで来ると、エホバの証人は、既にイエスの教えには従っていない。
キリスト教ではないですね。
 「汝の敵を愛せよ」「汝の隣人を愛せよ」「汝を迫害するもののために祈
れ」は、人を許し愛す宗教の精神は、どこへ行ったんでしょうね。
 初期キリスト教は教義自体にはカルト的要素が皆無だったと思います。教
団成立に迫害を受けたのは政治的問題でした。
 彼らが迫害を受けるとしたら、民衆から隣人からu汝の隣人を愛せ」ないが
ゆえに受けるんでしょう。
 情けない話です。
 
 ちなみにエホバの証人の方からネットで布教を受ける前から、私はかなり
熱心な仏教在家信徒でした。弔わねばならない仏がいたからです。
 日蓮宗でも創価学会でも立正佼成会でもPL教団でも天理教でもあく、教
団成立が平安時代だと、真面目な仏教徒ではないと思われるのは、はなはだ
不愉快です。
 無宗教と言い切る日本人も悪いですが、知人曰く「日本人だから謙遜でそ
う言って当たり前なのよ」じゃあ、国際社会でも世間でもわからないと思い
ます。
 
 知識を公に提供するという意味で、こういうHP、実に大切だと思います
。しかも、反論に利用するように見えても、エホバの証人現信者の方々のペ
ージも紹介してらっしゃるようなので、公平な運営の仕方だと思います。
 それを理解してくれる人ばかりではないと思いますので、ご自愛ください
ませ。

《編集者より》
黙示録あるいは啓示の書は、要するに暗示の書、言い換えれば、曖昧なものに意味をもたせて暗黙のうちにメッセージを伝えるというものですから、極端に言えばどのような解釈も可能になるのです。そこに妄想傾向の強い宗教指導者が付け込んで、自分中心の自分が最も重要な存在となるようなおとぎ話を作り上げ、暗示にかかりやすい傾向の人々が集まる信者に示せば、信者が盲従する聖書に忠実な「神の組織」が出来上がるのです。「666の獣の正体」は国連でもいいですし、ローマ帝国でもジンギスカンでもヒットラーでも、ウサマ・ビン・ラーデンでもそれにあわせた話を作り上げることができます。問題は指導者の創作能力と信者がいかにそのような暗示を鵜呑みにするかにかかっているでしょう。ものみの塔の指導部とそれに従うエホバの証人たちのパターンはこの典型と見ることができるでしょう。