(11-23-01)
エレミヤ記についての論文読ませていただきました。 きちんとした論文形式で、内容もしっかりとしていましたが、それ以上 によかったのは、誇りの高さを感じさせない、本当に真摯な姿勢があったこ とです。論文を書くということは、論拠を明示することが条件ですから、知 識的なことも沢山書かなければなりません。感想文とは違いますから、知識 がなければ論文は書けないので、彼の論文にも必然的に知識的なことが沢山 書かれていました。けれども、長い文面のどこにも、知識をひけらかしたい 欲求を感じさせるものがありませんでした。「自分の資力(持っているもの という意味で能力、容貌等も含む)を見せびらかしたい」という、世の精神 がなかったことが何よりも嬉しく、また、内容的にも共感するものが沢山あ りました。神に対する真摯な姿勢を、断絶という形で示すに至った経緯も共 感できるものでした。きっと信頼できる方だナと思いました。個人的にいろ いろお聞きしたいことがあるのですが、可能でしょうか。
《編集者より》
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