ものみの塔協会と国連との関係に関する最新情報

(10-15-01)


お世話になります。
いつも参考にさせていただいております。

さて、既に村本様もご存知かと思いますが、10月11日にものみの塔が国連
NGO団体としての自らの登録の終了を申請し認められたとのニュースを聞きま
した。
http://watchtower.observer.org/

あれほど国連を執拗に敵視し、非難する協会が、実は陰で隠れてNGO団体への
登録をしていたこと自体あまりにも偽善的です。

登録には国連憲章への賛同、国連の活動への協力などが当然ですが求められる
ので、ものみの塔協会はそれに同意したことになります。

神の主権をめぐる戦争に勝利するための戦略としては、真実を隠すこともふさ
わしい行いとなる、とかいうお得意の屁理屈を用いて言い訳していますが、お
そらく本当の目的は他にあったのでしょう。

入手された正式な書類は、1999年5月にベテルの兄弟によってサインされてい
ます。

がしかし、

The UN itself admitted yesterday (October 8, 2001) that it was
surprised that the sect, whose formal name is the Watchtower Bible and
Tract Society of New York, had been accepted on its list of
non-governmental organizations for the last 10 years.

とあるように、10年以上登録されていたということらしいですので、10年くら
い前ではないかと思われます。

"For this purpose, Jehovah's Witnesses use a non governmental
organization to help especially African countries."

協会はアフリカ諸国への伝道のためにNGOを用いたと主張しています(原文は
フランス語)。


この件については、村本様のJWICでも特集記事を組んでいただきたいと存じま
す。輸血や1914年のゆるやかな条件緩和などではなく、今回のこの件に関する
協会の言い訳はあまりにも苦しく、動かぬ証拠を大々的に公表すれば、関係者
に与える影響は計り知れないと考えるからです。

何卒宜しくお願い申し上げます。

《編集者より》
この件についてはニュース関連記事を掲載しましたので、お読みください。


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