『良心の危機』図書館 設置キャンペーン参加のお願い

(7-14-01)


 現在日本のパソコンによるインターネット利用人口は3,723万人とされています。利用者は
急激に増えてはいるものの、まだ国民の約9千万人がインターネットを利用していないことになり
ます。

 ものみの塔協会はインターネットへの接続を禁じていますから、現役のエホバの証人の利用率は
これよりずっと低いはずです。適当な手段がないために、組織の実態を知らされない人がまだまだ
大勢います。

 そこで私たちは、インターネットに接続していない現役の証人に、元統治体の成員レイモンド・
フランズの書いた『良心の危機』を図書館で読んでもらいたいと考えています。

 現役証人のなかには、読んでみたいと思っているものの、家族がエホバの証人なので買えない、
家へ持って帰れない、という状況もあるでしょう。また切り詰めた生活をしているために4千円の
出費が難しいという人がいても全然不思議ではありません。

 元証人の方であれば、エホバの証人が図書館を頻繁に利用することは経験的にもよくご存知だと
思います。現役の証人に休日や奉仕の帰りにふらっと寄ってもらい、その時間だけでもゆっくり読
んでもらえるよう、地元の図書館や、通っている大学の図書館に『良心の危機』の購入リクエスト
を出していただけないでしょうか?これは、たいていその市町村に居住している、あるいは職場が
ある人、またその大学に学籍のある人しか行うことができません。

 情報センターにアクセスされたどの方も、どうぞこのキャンペーンにご参加ください。本が売れ
ることで、私たちにマージンが入るようなことはありません。全国の、エホバの証人を見守る善意
の方々のご協力をお願いいたします。

 もし、購入のリクエストが通って、図書館に配置された時には、STOPOVER(admin@stopover.org
)までお知らせください。また、すでにあることが確認された場合も、ご報告いただければ幸いで
す。「『良心の危機』を置いている図書館のリスト」に登録させていただきます。リストは、こち
らからご覧いただくことができます。
http://www.stopover.org/index.shtml


 ●リクエスト方法

 地元の図書館の貸し出しカウンターに、図書館備え付けのリクエスト用紙に必要事項を書き込ん
で提出します(無料)。自治体の境を越える引越しの予定のある方があれば、ぜひ引越しの前と後
に、また卒業をひかえた学生さんも、卒業前にリクエストをお願いできれば幸いです。

                       STOPOVER運営係の一人  孫 濱 

《編集者より》
JWICはこの呼びかけの趣旨に全面的に賛同いたします。同じ内容をニュースとお知らせの欄にも掲載しました。もしどなたか経済的に余裕があり、図書館が寄贈図書を受け付ける場合には、ご自分で購入して寄贈することも可能かもしれません。英文の原本は、1990年代に多くのアメリカの図書館に寄贈されており、多くのエホバの証人がこっそりと読むことになりました。


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