「ホモサピエンスに宗教は必要か?」

(6-28-01)

人類における争いごとの根源は、宗教である。

過去には宗教弾圧が多々あったが、人類が価値観について自由な発言ができるよ
うになった今日、逆転現象がまん延しているのが現代。無宗教であってもしっか
り生きている人たちが、さも聖者であるかのように逆にサタンかのように非難す
るような世界になっては、世もおしまいである。

信者は、所詮心が弱い者。何がなくても強く生きている者ほど強いものはない。

「生めよ増やせよ」で膨張した人口で、地球は破滅寸前で誰がこの責任をとるの
か?

少なくともある種の宗教人口は必要がない。

《編集者より》
宗教は人類にとって必要だから作られたというものではないと思います。宗教は人類の文明と共に常に存在してきましたし、今後も存在していくでしょう。それは誰が必要だ、不必要だと叫ぼうと変えられない事実であろうと思います。「人類における争いごとの根源は、宗教である」という言葉には部分的に賛成します。しかし宗教は、争いごとの数ある原因の中の一つであり、唯一の根源であるとは思いません。経済的な理由、支配欲などがより大きな理由であったことは歴史の上から明らかです。しかし、現代の紛争のいくつか、たとえば、パレスチナや北アイルランドの紛争などは宗教が根源になっています。

「信者は、所詮心が弱い者、何がなくても強く生きている者ほど強い」というあなたの言葉も、現実の一面を述べていますが、必ずしも全てに当てはまるとは限りません。心の弱い者が宗教によって強くなることも現実です。弱い者が自分の弱点を補うために、一つの手段を使うことに何が悪いことがあるのでしょうか。

あなたの「ある種の宗教人口は必要がない」という言葉の真意は私にはよくわかりません。私は宗教、特にものみの塔のような組織化した宗教の社会的責任を徹底的に追及することは賛成ですが、宗教そのものを「必要ない」として制限を加えるとしたら、それには反対します。