「真理より数」−長老を下ろされた証人より(静かなる嵐)

(6-21-01)

私はエホバの証人歴数十年の信者です。多くの巡廻監督と接する機会があり彼等の偽
善を目の当たりにしました。残念な結果に終わりましたが、聖書の教えを取るか、組
織を取るか試されました。
何が起きたかのでしょか。
長老会議の度に試されました。ひとたび会議室の戸が閉まると数分前までいっていた
事とはまるっきり別人の長老たちがいます。真理の”し”の字もありません。ある会
議である長老の非難がいつものように始まります。あまりひどいので私が聞きたくな
いと言ったこともあります。又、巡廻監督の訪問の前に誰を推薦するかの会議の中で
意見が真っ二つに分かれ異常な状態が起こりました。自分の息子を推薦する長老は自
分の子どもに十分な票が集まらないと激怒し口論が始まります。そして他の長老が推
薦して票が集まった他の兄弟に対しては過去の多くの問題を持ち出し反論します。二
度目の同じ議題の長老会議が開かれ今度も口論になり、怒ったその長老(子どもを推
薦している)は、ものみの塔誌を机にたたきつけ捨て言葉を吐いて立ち去りました。
あまりの衝撃に私は驚きました。他の長老たちに、その長老の資格について再吟味す
べきではないかと尋ねた結果、意外な事に、矛先が私に向けられ、君のせいでかれは
ああなったと言われさらに驚きました。
私はあまり動転したので迷った結果、巡廻監督に相談しました。
話を聞いた巡廻監督はすぐに私にこう言いました。「ほとんどのケースは新しい長老
の言い分が正しく、長く古い長老が間違っている」といわれました。
では事件はどのように解決したのでしょうか。
その巡廻監督は「君は長老をおりて頑張りなさい。一年たったら又推薦してあげる」
と私にいました。そして私に言いました「君一人のために会衆を潰すわけにはいかな
い」。この巡廻監督は最初からこの会衆が問題だらけ、そして私の会衆の各長老はで
きが悪い長老とこぼしていました。さらに巡廻区内も問題だらけ特に長老同士のもめ
ごとがあまりにも多いと言いました。
結論
私は巡廻監督にどうすればこの問題は解決するのか尋ねられ、私は他の会衆から強力
な長老が移って来ない限り解決しないだろうと告げるとそれで話し合いは終わり。
結局、問題を告げた自分が長老団の足並みを乱すといわれ長老をはずされました。巡
廻監督の最大の関心事は真理が擁護される事ではなく、会衆の頭数が減る事、メン
バーの数だったのです。今までは長老が悪いと思っていましたが、その背後にいる巡
廻監督とその組織の偽善を知ることができました。
この組織に真実は無く、組織が決めた事がすべてであり律法です。真理のためでは無
くお金のためにメンバーを集めている事を知りしばらくショックから立ち直れません
でした。イエスは真理の故に死なれ、メンバーの数の為ではありません。
私は、必ずエホバが事を正されるとかすかな期待をもっていましたが、「良心の危
機」の本を読んでこの組織の根本が腐っている事を知り、すべて起きた事は、神の組
織では無く、人間の組織である事がよくわかりました。

又、投稿します。

《編集者より》
エホバの証人の巡回監督は、大会社の人事部長のようなもので、どのような人事を行おうとも、人間社会に共通の歪を隠すことはできません。つまり、ものみの塔の体制は人間らしい人間の作った社会なのです。あなたの書かれたような人事関係のごたごたは、一般の会社や官庁では日常茶飯事です。あなたも書かれたように、ものみの塔の組織はまさしく人間の組織であり、神の組織であるというのは組織が植え付けた幻想に過ぎないことを認識することが、今のエホバの証人が全員学ばなければならない第一歩ではないでしょうか。