輸血拒否へのエホバの証人の干渉

(6-1-01)

わたしの息子が昭和60年{息子2歳)に心臓外科手術を受けたときのエホバの証人
の干渉は次のようなものでした。
エホバの証人であるわたしの妻はわたし以上の干渉を受けたと推察されますが、本人
はおそらくそれを干渉とも自覚していないのでしょう。

1.少なくとも5人の信者がお見舞いの際及びお見舞いの手紙などで輸血の弊害を訴
え、輸血がエホバの教えにそむき、輸血を受けると永遠の命が得られなくなることを
繰り返し妻に訴えていた。
  よくないことですが、わたしもその手紙をこっそり読む機会があったし、他の証
人からも直接その言葉を聞かされたこともあります。

2.少なくとも2回は、妻と他の信者が担当の医師を訪ね、輸血を受け入れられない
ことを訴えていた。これを、わたしは担当の医師から直接聞いている。わたしの印象
では、かなり恫喝的にその担当医師は感じたようだ。

3.輸血の弊害を訴える多数の書籍を他の複数の信者が病室に持ち込む。

4.客観的に判断して、彼らのお見舞いの最大の目的は輸血阻止であることが確信出
来たが、これらのことを繰り返されると、輸血が誤った医療行為のように思えてく
る。


平成9年{息子14歳)に根治手術をしたときは、その時の反省から彼らを完全に排
除したし、彼らもわたしの信念の強さにさすがに怖気づいたのか特段問題は起きな
かった。
さらに、この時点では、息子は明確に”必要ならは輸血も受け入れる”という強い意
志があった。

《編集者より》
これは、4月14日に「わたしを理解してくれる伴侶がほしい」−エホバの証人の妻を持つ夫の投書を頂いた方への、編集者からの質問への答えです。本来患者本人が、自分自身の信念に基づいて決めるはずの医療上の選択が、実際には会衆の「兄弟姉妹」の圧力によって決められていることの問題は、何度も指摘されていますが、なかなか具体的な証言が記録に残っていません。その意味であなたのこの証言は貴重なものです。この他にも、読者の中で同じような体験をした方がおられましたら、是非非公開でも結構ですから、編集者にお知らせ下さい。