「3年たって」−断絶後7年の方

(2-27-01)

 戸惑いと恐れに震える指と心で「エホバ」という文字を検索の欄に入れ、
このページにたどり着いてから早3年が経ちました。
当時の私は会衆のあった地元を離れ、東京で一人暮らし。
組織から断絶して7年ほど経過していたものの、
虚無感、焦り、孤独で精神的に非常に不安定で
一日をやっと過ごしているような状態でした。

 どこにでもいるいわゆるOLとして、
一見、普通に日常生活を過ごしているように見えても、
心の中は迷いと戸惑いでいっぱいでした。
断絶してから一度も自分の心と向き合っていませんでした。
向き合うのが非常に怖く、証人たちの言う
「この世」に慣れる事に精一杯で、もしもその様な中、
向き合う作業を行えば混乱してしまうのは間違いありませんでした。

 しかし、このHPを見て、これはもう避けて通れない、
自分の中で時期が来たと決心がつき、
どこかでカルトから出た人を対象にしたカウンセリングが
受けられないか更にネットで調べてみたところ、
ある人に出会いました。その方も同じ様に宗教から離れ、
苦しみ、現在はその経験を生かし、同じ境遇の人を助けています。

 その人の助けを借りてカルトについて私なりに考え、
客観的な情報を取り入れ、中にいた時の状況、出てから、
そして現在と順を追って一つ一つ、まるで心の奥にしまっていた箱を
開けるかのように思い出す作業を開始しました。
 苦しい時の事は、人間忘れるように出来ているのか、
記憶がそこだけありません。断絶後、結婚した夫からのサポートもあり、
とても苦しい作業でしたが、私の記憶や心と向き合ったことで
現在はだいぶ落ち着いてきました。

 これからも引き続き焦らず、このペースでやって行こうと思ってます。
(気が向いたときに、HPを見たり、関係する本を読んだり、落ち着いて
自分の気持ちを分析したり)

 社会生活を送りながら、宗教で疲れた心を回復するのは大変です。
決して焦らずに自分の一番いいペースを見つけて、考えること、感じること、を思い
出せたら、と思っています。できるだけ周りを気にせず、
今自分は何を感じてどうしたいか、どう生きていきたいか。

 毎日、奉仕に集会に明け暮れ、マシンのように働き、
意思も持たないままに過ごし、いろいろな事を吸収できる
貴重な若い時期を宗教に使ってしまいまいしたが、
今後、その時間をも受け入れることができるようになれたらと思います。

 今も組織にとどまる姉と妹といつの日かまた自由に話せる日が
来れば、もう言うことはありません。どこにいても、苦しい時期をお互い
励ましあって頑張った二人の事を忘れることはありません。
 
 彼女たちが幸せならそれでいいですし、
宗教自体を否定する気はありませんが、もう少しマシな、せめて教理が
こんなにころころと変わらない宗教で幸せになって欲しいものです。

 でも、断絶した人との関わり方も教理が変わって普通に接することが
出来る日が案外来るのかも知れませんね。(笑)
そうなったらいいですね・・・・。

 良いきっかけを与えてくださった事に、心から感謝します。
これからもどうぞお体に気をつけてこのHPを続けていってください。
これまでどおり、定期的に来たいと思っいます。
本当にありがとうございます。

《編集者より》
このウェブサイトがあなたのような方に少しでもお役に立てば、このサイトの目的は百パーセント達成できたと感じ、うれしい限りです。少しでも早く、お姉さん妹さんが心を開いてあなたと自由に話してくれることを祈っています。そして心の余裕が出てきたら、あなたの後に続く方々に貴重な助言を頂ければ幸いです。