「草の根プライド」の提案について−「真実を求め続けたいエホバの証人」

(2-3-01)

これは「「草の根のプライド」−「匿名で、手軽に行えるような運動は」」に対するものです。

 若者らしい情熱、よく理解できる気がしました(私の半端な洞察力は「彼は若者
だ」と言うのですが……)
イエスキリストは既成の宗教組織の中で「迷える羊」になっていた人を集め、新しい
組織をつくりました。ですから、組織を作るというところまで行かなくても、既成の
ものから新しいものを生み出そうという動きは、非聖書的とは言えないと思います。
実は同じようなことを、私も少し前に考えました。そして、やり方によっては同じ泥
沼にはまってしまう危険性があることも感じ、結局、今までのようにこのHPをお借り
して、それぞれが感じたことを率直に言い、聖書的におかしいと思う点は一石でも二
石でも投じ続けるのが最善ではないかと思った次第です。
 宣べ伝える点でも同じことを考えましたが、「神の言葉」を伝道すればいいと思い
ました。聖句を生活で役立てる方法とか、神についてはこう書かれているとか、将来
についてはこう書かれているとか、実際に書いてあることをそのまま伝えて、質問さ
れたら自分はこういう風に納得したと言って、アッチコッチの聖句を紹介すればいい
わけです。雑誌は、自分が納得できた記事だけを紹介して、読んでみるよう勧めてい
ます。もし家の方が全部読んでしまったとしても、すぐに信じることはないでしょう
し、あまり問題はないように思いました。
 統治体の兄弟はよくわかりませんが、日本支部委員の兄弟には非常に優秀な人材が
混じっていると思っていますから、私達が気づく程度のことは既に気づいて思案して
いるのかもしれません。または忙しくて気づかなかったとしても、私達が言っている
ことは十分理解できる人達がいると思うのです。ただ、「組織」という輪っかを出て
はいけないということで、統治体の方針に「右へ倣え、左へ倣え」状態になっている
かもしれません。でも、私はもう少しの間、信じて待ってみようと思うのです。これ
だけの巨大化した組織ですから、変化が外へ現れるには時間がかかることでしょう。
また私たちと違って、組織全体のことを考えなければならないので、注意深く熟考し
ながら進まなければなりません。
 私自身、エホバの証人になって人格が向上しました。神を真剣に考え続けるよう促
されました。それを高く評価しています。正直言って「唯一の神の組織」という看板
は降ろしたほうがいいと思っています。そんなこと神以外わかるはずないのですか
ら……。それで離れる人は本当は感謝なんかしていないのです。「楽園行きの組織」
という看板に引き寄せられ、それに感謝していただけのことです。何に引き寄せられ
ていたのか、本当にはっきりします。変な長老は真っ先にいなくなるでしょう。せい
せいするじゃないですか?組織としては超縮小しても、混ざり物で膨れ上がった組織
よりずっとましです。5年待とうと思います。それくらいかかると思うのです。
 ちなみに、私は変な長老の犠牲になったことがないので、こんなことが言えるのか
もしれません。20余年の中で変な長老には2人会っただけです。立場上、極力関わら
ないようにできたので被害はありませんでした。兄弟たちはそうもできず、本当に大
変だと思います。息子さんが排斥された方の投稿がありましたが、こういう場合、支
部は再調査する機関を持つことはできないのでしょうか。あっちの会衆では許され、
こっちの会衆では排斥なんて、「語ることが一致」していません。査察機関を持つこ
と以外、どうしようもない長老から成員を救う道はありません。巡回監督も玉石混交
ですし、次から次へと会衆をこなしていかなければならないので、ゆっくり時間を取
れないと思いますし、正直、めんどうは避け達たいと思っているのではないでしょう
か。激務過ぎると思います。

追伸: 急いで書いたので乱雑ですみません。変な長老2名は、2/30です。長老が
多い会衆もありましたので……。

《編集者より》
あなたの前回の投書「エホバの証人の生活保障・「ダニエルの預言」の適用・迷える羊−「真実を求め続けたいエホバの証人」より」にも書きましたが、「待ってみる」という態度は別に悪いとは思いません。特にあなたのように、目ざめていて、自分の行動と発言を組織にあわせるのではなく、自分の良心に沿ってコントロールしていく限り、あなたは組織の中にいても問題は少なく、あなた自身の良心も犠牲にされることは少ないでしょう。ただ、あなたのように「エホバに待つ」という態度を取った人々はこれまでにも沢山いましたが、多くの人は失望に終わりました。それはただ「楽園行きの組織」を待っていただけでなく、組織がその間違いを自ら正すのを待っていたのでした。しかし、たとえば紀元前607年の問題とか、血液成分の問題など、矛盾が誰の目から見ても明らかなことでも、組織のプライドのために間違いの上塗りをするのが関の山であることが分かった時、多くの人が「組織」の実態を知り、辞めていきました。従って、5年待つことは結構ですが、その間にあなたの最終的な方向を見極める必要があると思います。

「変な長老は真っ先にいなくなるでしょう」と書かれましたが、これは興味ある点です。今世界中の先進国でエホバの証人が減っていますが、協会の言うようにふるいにかけられて「変な人」がまずいなくなっているのか、それとも良心に目覚めた「小麦」が外に出て、「雑草」だけが残っていくのか、どっちなのかよく分かりませんが、興味深く見ていきたいと思っています。