「草の根のプライド」−「匿名で、手軽に行えるような運動は」

(1-21-01)

こんにちは。このHPを訪れておられる現役のエホバの証人のみなさん、私が思うこと
をちょっと聞いてください。聖書には真実を語るように、またすべての事において正直
であるようにと書いてあります。みなさんはこの記述をどれほどまじめに受けとめてお
られるでしょうか。これはあくまで建前にすぎないでしょうか。口で否定するのはやさ
しいことです。しかし心で本当に考えていることは振る舞いや、日頃の言動に表れるも
のです。このHPを訪れておられる方々はみな、1914年が正当な根拠を持っていな
いことを知っています。輸血のこと、統治体の聖書を解釈する能力の程度も知っている
はずです。また指導部の誠実さがどの程度のものかをも知っているはずです。ではもし
、野外でエホバの証人の聖書研究に応じる人に出会ったとき、みなさんは何を教えるの
でしょうか。誤りであることが分かっていること、極端にいびつなことが分かっている
解釈をやはり教えるのでしょうか。それは正直なことですか。誤った解釈を守りぬくと
時に失わないで済むはずのものを、失ってしまう場合があります。それによって人生が狂
うこともありますし、取り返しのつかないことになってしまう場合もあるでしょう。そ
の場合、その司会者は何の責任も負わないのでしょうか。誤りであることを知っていて
、あえてそう教えたのです。個人の意思で行ったのではなく、組織に言われた通りに行
っただけで、そうしなければ自分の立場が危険にさらされるからしょうがなしにやった
と言えば、責任は逃れられるでしょうか。第二次世界大戦が終結したとき、ドイツ側と
日本側の戦犯たちも同じようにして言い逃れようとしましたが、通用しませんでした。
みなさん、今の安泰を守ろうとしても、間違いを支持し続けていれば、結局言い開きを
することになるのではありませんか。長い時間続けていれば、それだけ罪は重くなりま
す。私たちは事実を知っている者として、事実をしっかり擁護したいと思いませんか。
うそつきとして人生を平穏に終えるよりも、真実を擁護したという自負をもって人生を
費やす方が、クリスチャンとしての良心とプライドを保てるのではないでしょうか。私
たちはインターネット上で不満を述べているだけでなく、何か具体的な行動を起こせない
かどうかを語りあうべきではないでしょうか。もちろん過激に行動することには何の意
味もありません。「蛇のように用心深く」とも書いてあります。また何人かが連帯して
行動しようというのでもありません。私がエホバの証人の組織の実態から感じた事は、
人間が徒党を組めば必ず摩擦が内部で生じるようになるということです。必ず自分をご
り押しする人物が何人か現れて、主導権を巡って争うようになります。自分で仕切りた
いという野心を起こす人物は必ず現れるでしょう。エホバの証人の組織は要するに支配
者、あるいは人類の教師たろうとする統治体の面々のクリスチャンらしからぬ野心を土
台として成立しているのです。その犠牲者たる人々が同じ轍を踏み、自ら分裂し、消滅
してしまうのはまったく愚の骨頂です。もっと手軽に、誰でも匿名でできる圧力行動が
何かないのでしょうか。互いにまったく関連がない圧力行動ができれば、ものみの塔組
織の圧倒的支配力のいいなりにはならない勢力となることができるでしょう。何の疑い
もなく犬のように忠実な個々のエホバの証人もそのような抵抗があるのを目の当たりにす
るなら、やがて自分の頭で考えるようにもなるでしょう。それがものみの塔の連中にど
れほどの影響を与えられるでしょうか。抵抗勢力のために、あまり無茶な要求をしない
ようになるまでに影響を与えられるでしょうか。そうなればすばらしいことです。そう
でなくても、我々は決してやられっぱなしにはならない、という意思を示すのは重要な
ことです。真の崇拝はものみの塔の作った規則にかなっていることではなく、霊と真理
によるものです。真理というのは事実に沿っていなければ真理たりえません。都合に合
わせてころころ改変するような真理があるという表現自体が矛盾しています。事実に基
づいていなければ、人々はしばらくエホバの証人になっても、事実でないということに
気づけばやがて離れてゆくでしょう。

私たちは単にやられっぱなしで、泣き寝入りするのでなく、自分が知るようになった事
実の擁護者となるべく長く続けられる行動を起こしてゆくことを考えてゆくべきです。
みなさん、個人々々が誰にも束縛されることなく、匿名で、手軽に行えるような運動が
あるでしょうか、何かよい知恵がありませんか。特に長老や奉仕の僕である人々はいか
がですか、組織のネックに通じているのではありませんか。私たちはこうしたことを考
えてゆくべきです。もう泣き寝入りはうんざりだと思いませんか。

《編集者より》
非常に面白い提案です。確かに「目ざめた」エホバの証人の方々が何か草の根運動を起こすことは、私も賛成です。もちろん見切りをつけてあっさり手を切る人は、それも一つの活き方でしょうが、私は組織に残って内部から変革を起こすことも非常に意義のあることだと思っています。アメリカでの活動が参考になるかどうか分かりませんが、やはり徹底的に匿名でやらない限り今の体制ではたちまち「制圧」されてしまいますから、やはりアメリカ・ヨーロッパでの主な活動の場はインターネットになります。インターネット上で様々な案を練って、その上で実践に移します。一つのやり方はやはりインターネットを使ってない仲間の証人たちに少しずつインターネット上の証人たちの情報交換の場に導入すること、会衆の外で個人的な話し合いから個人個人の証人たちにまず問題意識の種をまいていくこと、などがあるでしょう。もちろん最初は決して「背教者」的な発言や文書は持ち出すべきではありません。あくまでそれらの兄弟姉妹が自分の力で発見できるような下準備を整えることに力を注ぐべきだと思います。